ある学校の構内に突如出現したまさかの雪像がX(Twitter)で話題です。投稿は530万回以上表示され、約16万件の“いいね”を集めるほど反響を呼んでいます。
●雪が降った翌日、学校に作られていたものは……?
話題になっているのは、京都伝統工芸大学校で伝統工芸を学んでいるXユーザー・雉さんの投稿です。
大雪が降った日の翌日、登校した雉さんが構内で見つけたのは、ベンチの上に寝そべる雪でできた涅槃(ねはん)像。頭の螺髪(らほつ)や法衣、穏やかな表情など、細かい部分まで作り込まれています。雪だるま感覚でこんなにレベルの高い雪像が作られるとは、さすが伝統工芸を学ぶ学生が集まる学校だ……。
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雪像を作ったのは、同じ学校に通う仏像彫刻専攻の学生である濱里さん。この技術は木彫りによって培われたものだったのか!
ちなみに数日後再び雉さんが涅槃像を確認してみると、そのころにはほとんど溶けて原型をとどめていない状態になっていました。少しずつ消えてなくなっていくさまも、諸行無常を感じさせてなんだか神秘的です。
●「完成度たけーなオイ」「恐るべき精緻さ」と驚きの声
雪でできたハイクオリティーな涅槃像に、Xでは「完成度たけーなオイ」「溶けてなくなる諸行無常なのもいい感じ」「この造形美よ……」「恐るべき精緻さ……」「表情とか衣服のはだけ方とか知識と技術がないと難しそう。さすがですわ」など、称賛の声が集まりました。
なお、投稿者の雉さんはおもに唐木で刀を制作しており、作品だけをまとめたXアカウントも運営しています。
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