都議会自民党の政治資金パーティーをめぐる裏金問題などを受けて、公明党の斉藤代表はきょうの政府与党連絡会議で、自民党が自浄能力を発揮し、全容解明に努めるよう求めました。
公明党の斉藤代表はきょう午後、総理官邸で開かれた政府与党連絡会議で、都議会自民党や派閥の裏金問題を念頭に、自民側に自浄能力を発揮するよう迫りました。
公明党 斉藤代表
「政府与党にとって予算案の年度内成立が最大の使命です。円滑な審議を進めていくためにも、その妨げとなる課題については自民党が自浄能力を発揮して、その全容解明に努めていただきたい」
また、同じく公明党の西田幹事長も、都議会自民党の問題について「大変深刻かつ遺憾だ」と述べ、全容解明をした後、しかるべき対応が必要だとの考えを示しました。
また、会議終了後、斉藤氏は記者団からアメリカのトランプ大統領が返り咲いたことについて問われ、「これから世界は大変な状況になるのではないか」と述べました。
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公明党 斉藤代表
「元環境大臣として一例を申し上げれば、パリ協定からの離脱等、これからの地球の未来に向けて非常に人類が今、抱えている課題についてアメリカも一緒になって、解決していかなくてはならないわけですけれども、その体制をどう維持していくのかということも心配になったというのが率直なところでございます」
斉藤氏は、石破総理とトランプ氏の信頼関係の構築が重要との認識を示しました。