フジテレビが「波瑠の代役」に局アナを起用、中居騒動で憶測呼ぶ“タレント確保の困難”

　女優の波瑠が、1月20日深夜に放送された『何か“オモシロいコト”ないの？』（フジテレビ系）のゲスト出演を体調不良のため見合わせていたことがわかった。代役としてフジテレビの杉原千尋アナウンサーが出演したが、この人選に疑問の声があがっている。

「番組内では、杉原アナが選ばれた経緯を“類似タレントさんを呼ぼうってなった時に白羽の矢が立った”と説明。杉原アナが“本当に光栄です”と二つ返事で受け入れたことをネタに笑いを取っていましたが、代役にタレントを使わず、自局のアナウンサーを起用した点に違和感を覚えた人は多いようです」（スポーツ紙記者）

「タレント確保できなかったのか」

　同じフジテレビでも、2023年4月に俳優・犬飼貴丈が『ぽかぽか』を体調不良で欠席した際には、小池徹平が代打で登場している。このように、通常ならほかの俳優やタレントを起用するところでアナウンサーを選んだことには、世間を騒がせている中居正広と同局の問題が関係しているのではないかと推測する人も少なくない。

《代役が局アナってやばいな、やっぱり代わりのタレントを確保できなかったのか》

《各事務所も今のフジテレビに自分のところのタレント出したくないだろうし》

《フジテレビに出たらイメージ悪くしそうと思って警戒されてんじゃない？》

　など、あえて局アナを起用したのではなく、ほかの女優やタレントを用意できなかったのではないかとの憶測も飛び交っている。

「もちろん、俳優の代役としてアナウンサーが選ばれた前例がないわけではありません。2024年11月、同じくフジテレビの『めざまし8』で、MCの谷原章介さんの代わりに渡辺和洋アナが登場しています。とはいえ、情報番組のMCという立ち位置なので、この場合は代役がアナウンサーでも違和感はありませんでした」（芸能ライター）

　一方、波瑠が欠席した番組はバラエティー番組。さらに、“毎回トップ女優をゲストに招く”ことを番組のコンセプトに掲げているので、アナウンサーを代役にするのは不自然だ。もちろん、収録がいつだったのかは不明なため、“フジ・中居騒動”と今回の件が関係あるのかどうか明確な情報はない。

　しかし、現在フジテレビが追い込まれているのは事実。CMを差し止めるなどの対応をとっている企業は、トヨタ自動車やNTT東日本をはじめ、少なくとも50社以上にのぼる。各事務所が自社タレントの評判を守るために、なるべくフジテレビには出さないという判断をするのも、ありえない話ではないかもしれない……。