1月17日、中居正広の女性トラブルを巡り、フジテレビは港浩一社長による緊急記者会見を行った。しかし、やり直しを求める署名運動が立ち上がり、多くを巻き込み報道は加熱するばかり。そして実は、下積み時代を支えてくれた恩人の言葉も中居にはまったく響いてなかったようだ。
「中居さんは1994年、当時21歳で『笑っていいとも!』(フジテレビ系)にレギュラー入りしました。当時は出演者に埋もれ、何もできないまま生放送が終わってしまうことも多かったそうです」(テレビ局関係者)
そんな中居を可愛がってきたのが、番組MCであるタモリだった。
「当時、中居さんはタモリさんにべったりくっついていました。タモリさんから何か盗めるテクニックがあるんじゃないかと必死だったんです。それからおよそ20年、毎週共演していたため、家族ぐるみの付き合いにまで発展したそうです」(芸能プロ関係者、以下同)
中居の亡き父・正志さん(享年79)とはこんなエピソードも。
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「タモリさんは正志さんの自宅によく出入りしていたそうです。一緒にお酒を楽しみ、時には麻雀することもあったとか。しかし正志さんはがんを患い、入院。そんな中、“最期は自宅で過ごしたい”と帰宅した際に、サプライズでお見舞いに訪れたのがタモリさんだったんです」
このお見舞いから2日後の2015年2月19日に正志さんは天国に旅立った。
「タモリさんは元SMAPの5人を自分の息子のように可愛がっていました。特に目をかけていたのが中居さんだったんです。今回の女性トラブルに端を発する一連の騒動は“恩人への裏切り”とも捉えられかねません」(スポーツ紙記者、以下同)
「中居! 調子に乗るんじゃねえぞ」
“恩人タモリ”と中居は『笑っていいとも』最終回の際、こんな話をしていた。
「2014年3月末、およそ32年続いた『笑っていいとも!』がフィナーレを迎えました。火曜日放送が最終回の際、中居さんが“僕がくじけてしまった時と調子に乗った時のためにVTRを”と、私物のビデオカメラを持参し、タモリさんを撮影し始める場面がありました。カメラを向けられたタモリさんは“頑張れ”とエールを送りつつ、“中居! 調子に乗るんじゃねえぞ。足すくわれるぞ!”と忠告ともとれる発言をしていたんです。そして今になって、この動画がネット上で拡散されています」
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ネット上では、《タモリさんからのガチ忠告》《売れてるときこそ気を引き締めてと言いたかったんでしょうね》と、あらためて中居に失望する声が散見された。
さらに、《予想というか、この頃からだいぶ酷かったのかな……》と、疑問を抱くファンもいるよう。
ファンだけではなく、恩人まで裏切る形になってしまった中居は今後どのような選択をするのだろうか。