NHKは22日、都内の同局で定例会見を行い、稲葉延雄会長が昨年大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」の感想を語った。
家族と見ていたといい、B’zのサプライズ登場などの演出を称賛。「大成功だったのではないかと感じました。個人的には財津和夫さんの『切手のないおくりもの』を全員で歌ったオープニングがテーマの『あなたへの歌』にふさわしく冒頭から感動しました。幅広い年代の方に歌の贈り物をお届けできたのではないかと思いました」と話した。
番組は視聴率では午後9時からの第2部が平均世帯視聴率32・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で2部制となった1989年以降で過去2番目に低い数字ながら23年度からは上昇。配信の「NHKプラス」での視聴端末数は歴代最多、見逃し視聴は昨年比1・3倍となるなど、見られ方の変化を感じさせる中で健闘した数字を残していた。
司会を有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉らが務め、前半は初出場のME:Iで幕を開け、乃木坂46、こっちのけんと、新浜レオン、HY、郷ひろみらが登場。後半では、日本レコード大賞も受賞したMrs.GREEN APPLE、TWICE、GLAY、THE ALFEEらが登場したほか、企画コーナーではB’z、玉置浩二らも出演。最後は白組の福山雅治、紅組のMISIAがトリとして締めくくった。優勝は白組だった。今回は2年連続で旧ジャニーズ事務所勢の出場がなかった。
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