俳優・阿部寛(60歳)が1月22日、都内で開催された、主演映画「ショウタイムセブン」(配給:松竹 アスミック・エース)のジャパンプレミアに登壇。「過去最高のセリフ量」だったという同作を振り返り、生見愛瑠(22歳)からも「信じられないくらいのセリフ量をこなしていました」との証言が飛び出した。
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本作は、夜7時、爆破犯からの1本の電話で始まる犯人との独占生中継。爆弾が仕掛けられたテレビ局、交渉役に指名されたのは元人気キャスター。犯人の正体と本当の目的とは?前代未聞の「命懸けの<生放送(ショウタイム)>」をリアルタイム進行で描く、サスペンス・エンタテインメントだ。
本作の主人公で爆破テロ事件の交渉役に指名された「ショウタイム7」の元人気キャスター・折本眞之輔を演じた阿部。キャスター役は初挑戦となるが、「ハードルの高い役を演じながらライブ感を伝える中で、自分の演技を超える瞬間もあった」と新境地を確信し、「スタッフ・キャストの全員が一致団結した作品で、その情熱が作品に表れています」と完成に胸を張った。
爆破テロ事件に巻き込まれる「ショウタイム7」の新人アナウンサー・結城千晴役の生見愛瑠は、そんな主演・阿部について「阿部さんがいるだけで現場が締まる。信じられないくらいのセリフ量をこなしていましたし、阿部さんが凄くドアップで映るシーンもあって、こんなに顔面を耐えられる方がいらっしゃるんだと思った。本当に迫力が凄くて勉強になりました」と最敬礼。
これを受けて阿部は「みなさん、本編を観て確かめてください!」と受け、「過去最高のセリフ量でしたが、不思議なことにキャスターの言葉は綺麗に考えられているので、意外と覚えられて自分でもビックリした」とセリフ覚えに苦労はなかったと明かした。
監督・脚本を務めた「岸辺露伴は動かない」シリーズの渡辺一貴監督は主演の阿部について「阿部さんは毎日折本の事を考えて貪欲かつ真摯に向き合ってくれました。マンツーマンで毎日何時間も綿密にお話もしました。OKカットであっても阿部さんから『もう一回やろう!』とご提案をいただいたりして、阿部さんに引っ張ってもらいました」と舞台裏回想。
自らリテイク要求の理由について阿部は「主に活舌ですね。キャスターは活舌が大事ですから」と役作りへのこだわりからだと述べた。
映画「ショウタイムセブン」は2月7日、全国公開。
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