「涙の訴え」フジ37歳男性アナ、古市憲寿氏からイジられる

フジテレビは23日、「めざまし8（エイト）」（月〜金曜午前8時）で、系列の関西テレビ（カンテレ）の大多亮社長（66）が出席した記者会見を報じた。

会見は22日に大阪市内で開催された。一部週刊誌などで女性トラブルを報じられたタレント中居正広（52）の騒動があった23年6月、大多氏はフジテレビに専務として在籍。大多氏がトラブルについて「私は把握しておりました」と一部週刊誌の通りと認めたことなど、会見の映像を一部公開した。

20日の同番組で自身の思いを涙ながらに語った酒主義久アナウンサー（37）はこの日、スタジオ内に用意されていた経緯を説明するパネルの読み上げを担当。自身の思いを口にすることはなかったが、出演者からイジられる場面があった。

社会学者の古市憲寿氏（40）はフジテレビの経営陣の刷新を訴えつつも「フジテレビには好きな社員の方もたくさんいるし。ちょっとおっちょこちょいだけど、酒主君みたいなアナウンサーもいるし。いろんな人がいて好きなんです。好きだからこそ」などとコメント。そのタイミングで酒主アナは笑顔を見せていた。

酒主アナは20日の放送でMCの谷原章介（52）からコメントを求められると、目に涙をためながら言葉をしぼり出した。「本当にもどかしいというのが一番で」と切り出した上で「13年働いてきて1度も辞めたいって思ったことないですし、大好きな会社で先輩も後輩も含めて、大好きな仲間がいろいろ苦しんでいる姿っていうのを…見てきたので。好きな会社をもっとよくするためにも、調査であったりとか、説明も今後しっかりしてほしいなっていうのが今の思いです」と語っていた。

千葉県習志野出身の酒主アナは早大人間科学部を卒業後の2012年にフジテレビ入社。