建設会社の社長ら2人が従業員の男性に暴行を加えてけがをさせたとして、警視庁に逮捕されました。男性は暴行の2日後に死亡しています。
東京・練馬区の建設会社社長・有元史明容疑者(64)と元従業員・荒井雄司容疑者(60)は、今月19日の深夜、練馬区にある神社の敷地内で従業員の成海貴司さん(50)に殴る蹴るなどの暴行を加え、けがをさせた疑いがもたれています。
成海さんは暴行を受けたあと帰宅しましたが、「アパートに血痕がある」という通報で警察官が駆けつけると、部屋の中で成海さんが倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警視庁によりますと、有元容疑者らは飲食店から成海さんを連れ出し、神社でおよそ15分にわたって暴行を加え、現場から立ち去ったとみられています。
警視庁は2人の認否を明らかにしておらず、成海さんの死亡と暴行との因果関係を調べています。
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