《私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします》
1月23日、元SMAPの中居正広(52)が有料会員向けサイトでこう発表した。国民的スターのあまりにも唐突な“最後”だった。
昨年12月に発売された「週刊文春」などで、’23年6月に起こった“女性トラブル”が報じられていた中居。発表の時点でテレビ・ラジオのレギュラー出演番組がすべて終了、降板になるなど、徐々に居場所を失いつつあった。
中居は冒頭のコメントに続けて、’20年に立ち上げた個人事務所「株式会社のんびりなかい」について、《残りの様々な手続き、業務が終わり次第、廃業することと致します》と発表。《ご報告にあたりましては、私がこれまでに携わらせて頂きましたテレビ各局、ラジオ、スポンサーの皆さまとの、打ち切り・降板・中止・契約解除等に関する会談がすべて終了し、本日となった次第でございます》と経緯も伝えている。
今後については、《これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります》と記したうえで、《全責任は私個人にあります。これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことに申し訳ない思いでなりません。そして、改めて、相手さまに対しても心より謝罪申し上げます》などと綴った。
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そんな中居だが、1月9日には、公式サイト上でトラブルを事実と認めつつ、《なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》と表明するなど、芸能活動継続への意欲に満ちていたかに見えた――。
「中居さんのトラブルが最初に報じられたのが昨年12月19日発売の『女性セブン』。記事では、’23年に参加した会食後に女性とトラブルが起こり、多額の解決金を支払ったとされていました。その後は『週刊文春』がトラブルにフジテレビの社員が関与していた疑惑を報じ、同局はこれを完全否定していましたが、スポンサーによるCMの差し止めが次々と発生するなど、騒動は日ごとに深刻化していました。
’87年に旧ジャニーズ事務所に入所し、’88年に結成したSMAPのリーダーとして日本のアイドル史に名を刻んだ中居さん。個人としても“超大物司会者”として名をはせた彼のこれまでを考えると、初報からわずか35日での引退というのは、あまりにも“あっけなさすぎる”結末と感じざるを得ません。ファンのショックも相当なようで、SNSでも悲鳴があふれています」(週刊誌記者)
中居は今回の声明を、ファンへの別れの言葉で締めくくった。
《ヅラ(編注・ファンの総称)の皆さん 一度でも、会いたかった会えなかった 会わなきゃだめだった こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら…。》
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