1月23日、元SMAPの中居正広(52)が芸能界引退を発表した。この前日にはテレビ朝日が『中居正広の土曜日な会』の打ち切りを発表。女性とのトラブルを受け、すべてのレギュラー番組が消滅する事態となっていた。
『土曜日な会』の打ち切りを受け、社会学者の古市憲寿(40)がXを更新。古市は同番組で中居と共演しており、《まさかこのような形で番組が終わるとは思っていなかったので、とても残念です》と思いを綴った。
さらに《言っていいのかわからないけれど》と前置きした上で、《中居さん名義で、僕を含めた共演者には『お詫び』の連絡がきていました》と告白。《たぶん本人が書いただろう、とても真摯な文面でした》と続けた。
文面ではあるものの共演者に届けられていたというお詫びだが、中居は共演者のみならず各局にも自らの言葉で説明と謝罪をしていた。テレビ局関係者は言う。
「中居さんはトラブルが報じられた昨年12月から年始にかけ、各局に謝罪行脚をしていたそうです。急な差し替えや大幅な編集が必要になった番組もありましたから、当時は局に迷惑をかけて申し訳ないという思いがあったのでしょう。騒動の説明と今後についての話し合いもしたといいます」
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しかし中居は、ファンに対するメッセージをその際は発信していなかった。
「1月9日に公式サイト上で中居さんが『お詫び』と題した声明を出しましたが、ファンへの言葉はなく、内容はすべて自身の状況説明のみでした。物議を醸した《示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》という一文も、CM等の違約金対策だったとみられています。今回のトラブルはすでに解決しているために法的な問題はなく、“仕事に支障がない”と主張することで、違約金の回避、あるいは最小限の違約金で済ませる狙いがあったのだったと思われます」(広告代理店関係者)
共演者やテレビ局、CM関係者など業界内の人々へのお詫びに終始していた中居。そして23日には芸能界引退を発表……。そこで中居は、ファンの愛称である「ヅラ」と呼びかけ、こう綴っている。
《ヅラの皆さん一度でも、会いたかった 会えなかった 会わなきゃだめだった こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら…。》
「今回の騒動でショックを受けているファンは大勢いますし、中居さんを応援したいとファンクラブに新規で入会したり、公式サイト上から応援メッセージを送ったりと信じて待っているファンも少なくありませんでした。しかし、ファンへの言葉は引退間際にようやく語られることに……。ファンは最後まで蚊帳の外でした」
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トラブルが報じられてからわずか36日での転落劇。ファンもやり場のない思いを抱えているに違いない。
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