千葉県銚子市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われるニワトリが確認され、県は遺伝子検査を実施し、陽性と確認されれば、飼育されているおよそ39万羽を殺処分するとしています。陽性が確認されれば、県内で今季9例目となります。
千葉県によりますと、午前8時半前、銚子市の養鶏場から「数羽固まって死んでいる」と県に通報がありました。
県がこの養鶏場のニワトリ10羽の簡易検査を行ったところ、6羽から高病原性鳥インフルエンザの陽性反応が出たということです。
現在、詳細な遺伝子検査を実施していて、陽性が確認された場合、県はこの養鶏場で飼育されているニワトリおよそ39万羽を殺処分するとしています。
遺伝子検査で陽性が確認されれば、千葉県では今季9例目となります。
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千葉県では今月に入り、銚子市と旭市の7つの養鶏場で鳥インフルエンザが確認され、およそ143万羽が殺処分されています。農林水産省は今月20日から、千葉県に現地対策本部を設置し、迅速な情報共有や支援などを行っています。