総務省が24日発表した2024年平均の全国消費者物価指数(20年=100)は価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が107.9と、前年比2.5%上昇した。3年連続の上昇だが、伸び率は前年の3.1%から鈍化した。同時に発表した24年12月の指数は109.6と、前年同月比3.0%上昇。上昇は40カ月連続で、3%台は23年8月(3.1%)以来となる。
24年平均では、米類のうち、うるち米(コシヒカリを除く)が前年比28.8%と年間で過去最大の上昇率。原材料価格の高騰でチョコレートや果実ジュースが大きく上昇し、生鮮食品を除く食料全体でも3.8%の高い伸びとなった。