『ごくせん』第2シリーズが20周年 生徒役キャストが豪華すぎた!

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2025年01月24日 09:40  クランクイン!

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クランクイン!

(左から)亀梨和也、赤西仁  クランクイン!
 2000年代を代表するドラマシリーズとして数多くの人気俳優を輩出したのが仲間由紀恵主演のテレビドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)。その第2シリーズが放送スタートして、今月で20周年だ。ここでは第2シリーズに生徒役として登場し、人気を博した俳優たちを紹介していこう!

【写真】『ごくせん』第2シリーズ 懐かしの3年D組メンバー

 『ごくせん』は森本梢子による同名コミックを実写ドラマ化した学園コメディ。任侠集団・大江戸一家で育ったという異色の経歴を持つジャージ&メガネにおさげ髪がトレードマークの高校教師・山口久美子こと通称“ヤンクミ”(仲間)を主人公に、彼女が一癖も二癖もある男子生徒たちと真剣に向き合う姿を活写。ヤンクミと生徒たちのコミカルなやりとりや思わず涙が込み上げるエモーショナルな展開が視聴者の心をつかんだ本作は、最高視聴率32.5%を記録する人気番組へと成長。2002年に第1シリーズ、2005年に第2シリーズ、2008年に第3シリーズが放送された。

■亀梨和也

 第2シリーズのメインの生徒役・小田切竜に抜てきされたのは、まだメジャーデビューする前のKAT‐TUNメンバーだった亀梨和也だ。本作で、同じKAT‐TUNメンバーだった赤西仁と共にブレークし知名度を上げると、続く同年10月期のドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)で共演した山下智久と期間限定ユニット「修二と彰」として主題歌「青春アミーゴ」を歌い、ミリオンセラーを達成。翌年、満を持してKAT‐TUNとして「Real Face」でCDデビューを果たす。

 グループとしての活動のかたわら、その後も俳優として引っ張りだこで、『神の雫』(日本テレビ系)、『正義の天秤』(NHK総合)など数多くの作品で主演を飾っている。

■赤西仁

 亀梨と共に第2シリーズのメイン生徒役、矢吹隼人を演じたのは赤西仁だった。前述のとおり、翌年にKAT‐TUNメンバーとしてメジャーデビューを果たした。亀梨と共にグループの顔として人気だったが、2010年8月にグループを脱退し、同年11月からアメリカツアーをスタートさせるなどソロ活動に移行。2014年2月にジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)を退社した。これまでにソロ名義で6枚のアルバムを発表している。

 私生活では、2012年2月に女優の黒木メイサとの結婚を発表。同年9月に第1子の女児、2017年6月に第2子の男児が誕生しているが、2023年12月に自身のインスタグラムにて黒木と離婚したことを発表している。

■速水もこみち

 土屋光を演じたのは速水もこみちだった。本作でブレイクした速水は、翌2006年に映画『ラフ ROUGH』で長澤まさみと共に映画初主演を果たし、第30回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞した。その後もドラマを中心に多くの作品に出演するかたわら、2011年4月から約8年間、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の料理コーナー「MOCO'Sキッチン」を担当し、料理好きの一面を披露。大好きなオリーブオイルを使う料理を多数紹介し、“オリーブオイルと言えばもこみち”というキャラクターを確立。私生活では2019年8月、タレントの平山あやとの結婚を発表した。

■小池徹平

 武田啓太を演じたのは、「ジュノンボーイコンテスト」グランプリに輝き、華々しく芸能界デビューを飾っていた小池徹平だった。

 本作以後も『ドラゴン桜』(TBS系)、2006年に『医龍』(フジテレビ系)など話題作に次々と出演。現在まで数多くのドラマ、映画で活躍している。また、舞台でも活躍しており、2017年には『1789〜バスティーユの恋人たち〜』、『キンキーブーツ』が評価され、第42回菊田一夫演劇賞を受賞。2018年には女優の永夏子と結婚し、2019年に第1子、2021年に第2子が誕生した。

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■小出恵介

 日向浩介を演じていたのは小出恵介。本作と、同じ月に公開された出演映画『パッチギ!』の2作で注目を集めた小出は、翌年以降、ドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)、『ROOKIES』(TBS系)、『JIN‐仁‐』(同系)などの話題作に多数出演。映画では2008年に『僕の彼女はサイボーグ』で綾瀬はるかとダブル主演を務め、2009年公開の『風が強く吹いている』で初の単独主演を務めた。

 その後も、連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(NHK総合)や『Nのために』(TBS系)に加えて『シン・ゴジラ』『愚行録』などの話題作に出演していたが、2017年9月に大阪府青少年保護育成条例違反の疑いにより書類送検(のちに不起訴処分)。2020年8月に芸能活動を再開させている。

■高良健吾

 船木健吾を演じたのは高良健吾だった。モデル活動をしていた高良にとって、本作が俳優デビュー作だった。3年後の2008年公開の映画『蛇にピアス』で、全身タトゥー、顔に15個のピアスをした青年という強烈なキャラクターを演じてインパクトを残すと、2013年、主演映画『横道世之介』で第56回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞。2016年には、ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』において主演を務め、第88回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞した。2024年10月、タレントの田原可南子(歌手・田原俊彦の長女)と結婚することを発表。高良は今春、パパになる予定だ。

■水嶋ヒロ

 三沢ヒロを演じたのは水嶋ヒロ。水嶋と言えば本作の翌2006年から『仮面ライダーカブト』(テレビ朝日系)で主人公の仮面ライダーカブト/天道総司役を演じ、さらに翌年の2007年にドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』(フジテレビ系)に出演し、若手人気俳優に一気に登りつめた。

 さらに活動は俳優だけにとどまらず、2010年には本名の齋藤智裕名義で上梓した小説「KAGEROU」が第5回ポプラ社小説大賞を受賞した。私生活では、2009年2月、シンガーソングライターの絢香と結婚。2015年6月に第1子長女、2019年10月に第2子次女が誕生した。

 2010年に所属していた研音を退社。その後夫婦で経営・所属していた株式会社A stAtionから独立し自らが代表を務める株式会社3rd i connectionsを設立するなど、多方面に活躍の場を広げている。
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