東急、シェアする「趣味の部屋」を3店舗オープン 新しく「シアタールーム」も追加

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2025年01月24日 16:01  ITmedia ビジネスオンライン

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機能特化型個室シェアサービス「ルービー」を新たにオープン。画像は渋谷店のイメージ(出所:プレスリリース、以下同)

 東急は3月以降、実証実験を行ってきた機能特化型個室シェアサービス「ルービー」を3店舗オープンする。ルービーは「憧れの趣味の部屋のシェア」をコンセプトに、筋トレや映像鑑賞など用途に応じた空間を提供するサービスだ。現在2店舗を運営しており、今後も東急線沿線を中心に店舗拡大を目指す。


【画像】「ルービー」の室内(全2枚)


 ルービーとは、部屋(room)と趣味(hobby)を組み合わせた造語で、東急の「社内起業家育成制度」案件として開始した機能特化型個室シェアサービスだ。同社が提供する空間をスマートフォンなどから予約すれば30分200円から利用できる。登録料や月会費は無料とした。


 広さや費用の観点から、自宅に趣味の空間を用意できる人は限られている。趣味の1部屋を持ちたいというニーズに着目したルービーは、趣味の部屋というあこがれの空間を気軽に持てる「サテライトの自分の家」となることを目指している。


 東急は2023年4月に「雪が谷大塚店」、2024年1月に「不動前店」をそれぞれオープンした。2024年6月にはルービーを正式に事業化し、2025年3月以降に「渋谷店」「元住吉店」「下高井戸店」の計3店舗をオープンする。なお、正式事業化にあたり、サービス名称を「roobby」から「ルービー」へと改めた。


 渋谷店の1部屋には、新業態となるシアタールームを導入する。使用用途としては映画やアニメ、好きなアーティストのライブ映像の視聴などを想定している。元住吉店(1部屋)は、デスク、椅子、モニターを備えたミーティングルームとしてオープンし、下高井戸店(1部屋)はマルチマシン、鏡、ダンベルなどを用意したトレーニングルームとしてオープン予定だ。各店舗の料金プランは未定だが、すでに開業している店舗の料金プランと同程度になる見込みだ。



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