四角い部屋が一つも無い扇形平面の家 眺望を楽しめるバルコニーなどこだわり満載【渡辺篤史の建もの探訪】
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2025年01月24日 18:30 ORICON NEWS
俳優・渡辺篤史(77)が案内役を務めるテレビ朝日『渡辺篤史の建もの探訪』(毎週土曜、前4:25)25日放送では、四角い部屋が一つも無い扇形平面の家『-東京都町田市・山本邸-』を紹介する。
【写真多数掲載】扇形の2階LDK=『-東京都町田市・山本邸-』 山本邸の敷地は丘の中腹、雛壇状の住宅地の一角。建物は地下1階・2階建て。その平面は、ドッグランを兼ねた広い庭を囲むような扇形。北面にある玄関を入って最初の空間は、広い多目的ホールで、北側の曲面壁に肩持ちで設置された階段が目を引く。
弧を描くように階段を上がった先の2階LDK。扇形平面ゆえの南北の曲面壁に美しい陰影が現れ、放射状に延びる現しの梁も個性的な造形を見せる。また、高台の敷地らしい眺望の良い2階だが、東端のリビングの外側に片持ち形状のバルコニーを設置。さらに視界が広がる。
2階の西端はキッチンと洗面・浴室。キッチンは専門メーカーによる造作で、正面には景色の良い窓、大きな食洗機を収めています。キッチンと洗面室との間仕切りの造作家具は、超個性的な鋭角デザインとなる。
竣工:2022年12月
敷地面積:222.6平方メートル(67.3坪)
建築面積:71.9平方メートル(21.8坪)
延床面積:159.9平方メートル(48.4坪)
構造:木造在来工法
設計:小長谷亘/小長谷亘建築設計事務所
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