文化服装学院がSHIBUYA109・ZOZOと産学連携、学生がアップサイクルで社会課題を発信 優秀作品が公開

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2025年01月24日 19:41  Fashionsnap.com

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 文化服装学院が、SHIBUYA109エンタテイメント、ZOZOと連携し、学生が身近に感じる社会課題を古着のアップサイクルを通じて発信する産学連携コラボレーションプロジェクト「Z世代が感じる社会課題×アップサイクルファッション」の公開プレゼンテーションを開催した。

 同企画では、文化服装学院ファッション流通専門課程の1年生250人が40チームに分かれ、ZOZOが展開する古着の下取り・販売サービス「ゾゾユーズド(ZOZOUSED)」の取り扱い基準を満たさなかった古着約600点をZOZOの物流拠点からピックアップ。アップサイクル作品計40点(1チーム1作品)を製作した。
 今回は、40チームのなかから最終選考に残った15チームが公開プレゼンテーションを開催した。学生たちは、グループごとに選択した「自殺問題」「飢餓」「睡眠障害」「ルッキズム」などの社会課題について、その原因や現代社会での扱われ方などについてのリサーチを実施。グループ内でディスカッションを重ねて問題に対する理解を深め、服づくりやヘアメイク、動画を含むプレゼンテーションで、社会課題解決の施策や、社会に対するメッセージを表現した。

 作品の審査はZOZO、SHIBUYA109エンタテイメント、「ユウミアリア(YuumiARIA)」デザイナーの鈴木ゆうみ、文化服装学院院長 相原幸子が担当。1位にはルッキズムをテーマにした5組Aチーム、2位には学びの格差をテーマにした1組Cチーム、3位には痴漢の二次被害についてをテーマにした4組Cチームがそれぞれ選出された。ZOZOが選ぶ「ソウゾウのナナメウエ賞」は、いじめをテーマにした4組Bチームが受賞した。上位に入選したチームの作品は、2月から3月にかけてSHIBUYA109渋谷店のアドスペースなどに展示される。

■「Z世代が感じる社会課題×アップサイクルファッション」展示上位3チーム2025年2月25日(火)〜3月3日(月)SHIBUYA109渋谷店2階COCO SPOT2025年3月4日(火)〜3月10日(月)SHIBUYA109渋谷店3階・4階・5階エレベーターホールその他12チーム2025年3月4日(火)〜3月10日(月)SHIBUYA109渋谷店3階・4階・5階エレベーターホール

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