『キャプテン・アメリカ:BNW』はレッドハルクに注目! 名優ハリソン・フォード演じる新ヴィランとは?

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2025年01月26日 21:10  クランクイン!

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映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』場面写真  (C)2025 MARVEL.
 マーベル・スタジオの劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が2月14日に日米同時公開される。裏切り王子ロキや、アベンジャーズの最凶最悪の敵サノスなど、圧倒的な強さや恐ろしさ、さらには奥深さなどから、ヒーローにも劣らない人気を誇るヴィランを生み出してきたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。ヒーローの前に立ちはだかる“敵”に本作から新たに参入するのが、レッドハルクへと変身するアメリカ大統領のサディアス・ロス。普段は大統領としての威厳を醸し出しつつも、ハルクのパワーを持つレッドハルクに変貌すると桁外れの力で暴走。演じるのは、MCU初参戦となる名優ハリソン・フォードで、すでにファンからは多くの期待の声が寄せられており、今後のMCUを脅かす新ヴィランとして注目が集まっている。

【写真】レッドハルクに変身前の米大統サディアス・ロス

 これまでのMCU作品では、アベンジャーズをはじめとするヒーローに否定的な姿勢を示す存在として登場し、彼らの活動を合法的に制限しようと働きかける姿が描かれてきたロス。しかし本作ではそんなロスが、サムへ「キャプテン・アメリカを再び軍に迎えようと思う。世界を作り変えよう」と大統領として協力を要請する模様だ。その裏では、世界の秩序を崩壊させかねない危険な計画が進んでおり、のちにロスはレッドハルクへと変貌し、“ヴィラン”としてサムに襲い掛かることになる―。

 そんなロスのポイントは、大統領とレッドハルクという二面性を持つ恐ろしさ。自身の目的達成のためなら手段を選ばない冷徹な男で、予告でも「余計なマネするな。君はスティーブ・ロジャースにはなれない」「私の言うとおりにしろ」とサムを制圧。そして内面的な恐ろしさに加え、レッドハルクへと変貌すると、車を軽々と持ち上げサムに投げつけるなど暴走。権力とパワーという二つの武器で、キャプテン・アメリカの座を受け継いだサムを追い詰めていく。

 そしてロスを演じているのが、これまで『インディ・ジョーンズ』や『スター・ウォーズ』など数々の名作シリーズで映画界を牽引してきた、“ハリウッドの生ける伝説”ハリソン・フォード。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギも「私のオタク人生がこれ以上充実することはないと思っていましたが、まさかハリソン・フォードが“アダマンチウム”(マーベル作品に登場する金属の名前)と言うだなんて!」と喜びを語っており、作品を待ち望むファンの間でも「ハリソン・フォードのレッドハルクを早く大きいスクリーンで観たい」「ハリソン・フォードがレッドハルク演じる時点でもう観に行くこと決定」など期待の声が寄せられている。果たしてハリソン演じるロスはどんな脅威を魅せつけるのか、目が離せない。

 MCUはこれまでも魅力的な敵を登場させ、世界中から人気を集めてきた。まず挙げられるのは、“裏切り王子”の愛称で親しまれているロキ。兄のソーに対する劣等感から数々の嘘や交錯を繰り返し、MCUの初期はソーをはじめアベンジャーズをも苦しめてきた。その反面、失敗を繰り返す完璧ではない天邪鬼な一面や、ソーのことを想う兄弟愛など憎み切れない姿も描かれ、今ではMCUを代表する“愛されヴィラン”に。2シーズンにわたるロキを主人公にしたドラマシリーズも展開されるなど、人気ヴィランとしての道を切り開いた。また、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』で全宇宙の生命を半分に減らす“指パッチン”で世界中を絶望へと陥れたサノスは、ヒーローが束になって立ち向かっても敵わない圧倒的な強さを見せつけ、2020年にToppCasinoBonus.comから発表された「映画史上最も人気を誇るヴィランランキング」では第1位に君臨。世界を代表するヴィランとして絶大な人気を誇っている。新たにMCUに参入するレッドハルクことサディアス・ロスも、彼らに肩を並べる存在になるかもしれない。是非劇場で、ヴィランとして見せつける圧倒的脅威に注目してほしい。

 映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2月14日に全国劇場公開。
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