豪雪地帯で撮影した「こみせ」の写真が、X(Twitter)に投稿されました。このポストの表示数は記事執筆時点で500万回を突破しており、6万5000件以上の“いいね”を集めています。
●内外で景色が違う
こみせは、建物の表通りに設けられたひさしのこと。地方によっては「雁木(がんぎ)」とも呼ばれており、積雪時には貴重な歩行通路となります。投稿者の「gamo.jun」さんが内側から撮影した写真を見ると、こみせの外側にはすさまじい量の雪が積もっていると分かります。
画面向かって左側は雪で埋め尽くされており、こみせの外は白一色。雪が入り込むのを防ぐため柱と柱の間に設けられている長い板「蔀(しとみ)」のおかげで、通路側はほとんど雪がありません。こみせの内外で全く異なる景色が広がっている写真には不思議な雰囲気が漂っており、gamo.junさんは「先人の知恵、蔀の大切さ」を実感したとつづっています。
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後日、gamo.junさんはこみせの外側から撮った写真も公開。建物は屋根の部分しか写っておらず、降雪の激しさを伝えています。なお、前日の朝に比べればこれでも除雪作業で減った方だそうです。
こみせの写真には「これなかったら通れなかったですね」「圧迫感があってちょっと怖い」「二度見してしまいました! 左側は雪の壁ですね…」「実際に住んでる方は大変なんでしょうけど、こうして写真を見ていると、すごく風情があってすてきだと思ってしまいます……」などの感想が寄せられました。
画像提供:gamo.jun(@gamojun1)さん
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