不振のマンUが約1カ月半ぶりの公式戦連勝! シュート数“4本”と大苦戦もフルアムに1−0勝利

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2025年01月27日 06:25  サッカーキング

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フルアムを下したマンチェスター・ユナイテッド [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第23節が26日に行われ、フルアムとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。

 ここまで22試合を消化したリーグ戦で7勝5分10敗を記録し、勝ち点「26」の下位に沈むマンチェスター・ユナイテッド。今季序盤から苦しいスタートを切った同クラブは、10月にルベン・アモリム監督へと指揮官を交代して以降も浮上のきっかけを掴めずにいる。それでも直近の公式戦である23日開催のヨーロッパリーグでは、レンジャーズを相手に劇的な白星を獲得。勢いそのまま敵地でフルアムとの一戦に臨む。

 試合は立ち上がりからフルアムが主導権を掌握。一方のアウェイチームは大きなチャンスを作れないまま時間が経過する。前半終盤の42分には、マンチェスター・ユナイテッドがセットプレーからようやくファーストシュートをマーク。敵陣右サイド深くでフリーキックを得ると、キッカーを務めたブルーノ・フェルナンデスが右足でクロスを入れる。ゴール前に飛び込んできたマタイス・デ・リフトがヘディングで合わせるが、ボールは相手選手にディフレクトしてGKにキャッチされた。

 相手の前半シュート数を1本に抑えたフルアムだったが、後半開始早々の53分にアクシデントが発生。ハリー・ウィルソンが左足を痛めてプレー続行が困難となり、代わりにアダマ・トラオレがピッチへと送られた。そんななか、56分にボックス左角でヌサイル・マズラウィが倒されフリーキックを獲得。B・フェルナンデスが壁下を通して直接狙ったものの、シュートはわずかに枠の左へと外れた。

 76分にはマンチェスター・ユナイテッドにもアクシデント。アダマ・トラオレと接触したマヌエル・ウガルテが負傷してしまい、アモリム監督はプランの変更を強いられた。すると、78分に“赤い悪魔”が待望の先制点を挙げる。左のポケットに侵入したアレハンドロ・ガルナチョへスルーパスがわたり、センターサークル付近に走り込んできたトビー・コリアーに折り返しを供給。一度は相手にカットされるが、こぼれ球を拾ったリサンドロ・マルティネスがボックス外で左足を振る。マーカーに当たったボールがゴールに吸い込まれ、マンチェスター・ユナイテッドがスコアを動かした。

 89分にはフルアムのコーナーキックからマンチェスター・ユナイテッドがピンチを迎えたものの、ヨアキム・アンデルセンのヘディングをコリアーがゴールライン上でクリア。以降もリードを守り抜き、1−0でマンチェスター・ユナイテッドが勝利を収めた。次節、フルアムは来月1日にアウェイでニューカッスルと対戦。マンチェスター・ユナイテッドはその翌日にホームでクリスタル・パレスと対戦する。

【スコア】
フルアム 0−1 マンチェスター・ユナイテッド

【得点者】
0−1 78分 リサンドロ・マルティネス(マンチェスター・ユナイテッド)

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