第57回ミス日本2025、石川満里奈さんがグランプリとミス着物をダブル受賞

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2025年01月28日 10:40  マイナビニュース

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ミス日本協会は、2025年1月27日、東京・新宿の京王プラザホテルにて、「第57回ミス日本コンテスト2025」を開催した。


「ミス日本コンテスト」は、「日本らしい美しさ」を磨き上げ、将来社会で活躍することを後押しする日本最高峰の美のコンテスト。これまで、芸術芸能、学問研究、政治経済、医療スポーツ、地域家庭などさまざまな分野で活躍する女性を輩出してきた。



現存するミスコンで最も古い歴史を持つ「ミス日本コンテスト」は、1950年に第1回が開催されて以来、中断を挟みつつ今回で57回目を迎えた。選ばれたミス日本受賞者は1年間の任期の間、公的活動やさらなる学習機会などを通じてミス日本が提唱する3つの美「内面の美・外見の美・行動の美」を磨き上げ、将来の夢を叶える実力を養っていく。



今回、数千名の応募者から選ばれた12名のファイナリストたちの顔ぶれは下記の通り。


高坂実優(たかさか みゆう)/21歳/早稲田大学

上山舞唯(かみやま まい)/22歳/聖心女子大学

俣野水晶(またの みあ)/19歳/慶應義塾大学

石川満里奈(いしかわ まりな)/19歳/フェリス女学院大学

ヤマチ玲良(やまち れいら)/20歳/洗足学園音楽大学

松山華音(まつやま かのん)/22歳/東京外国語大学

佐塚こころ(さつか こころ)/19歳/国際基督教大学

大段利々子(おおだん りりこ)/22歳/広島大学

横山ナディヤ(よこやま なでぃや)/22歳/グラフィックデザイナー

長尾巴菜子(ながお はなこ)/20歳/東海大学

安東帆香(あんどう ほのか)/22歳/同志社大学

高橋彩乃(たかはし あやの)/21歳/中央大学


大会審査員には、2004ミス日本コンテスト 関東地区代表で元衆議院議員・政治評論家として活躍する金子恵美氏、プロダンサーとして世界で活躍するTAKAHIRO氏、女優で日本舞踊家の紫派藤間流家元・藤間紫氏など、各界の著名人約20名が参加。着物審査、ドレス審査、スポーツウェア審査などを経て、ミス日本の各賞が発表された。


最初に発表されたのは、他の模範となる心身の美を備えていることを讃えて表彰される「準ミス日本」。踊りが自分の強みであり、「踊ることは私にとって人に寄り添うこと」という東海大学の長尾巴菜子さんが受賞した。


そして、和装が美しい日本女性に贈られる賞で、和の伝統美を装うことによって世界に日本の美しさを伝える役割を担う「ミス日本ミス着物」は、フェリス女学院大学の石川満里奈さんが受賞した。


島国日本になくてはならない海の恵みに感謝し、海洋業界への理解と関心を高める役割を担う「ミス日本『海の日』」には、「女性の多様な生き方、あり方を示し、型に嵌まらない美しさを体現していきたい」と語った中央大学の高橋彩乃さんが受賞した。


未来に繋がる豊かなみどりを守り育ててきた取り組みや、生活に根ざした日本の木の文化を尊び、みどりや木とのふれあいや活用を通じて、みどりと木への親しみを広める役割を担う「ミス日本みどりの大使」には、「すべての人に平等に情報を届けたい」との想いから手話を学び、手話での自己紹介を披露した国際基督教大学の佐塚こころさんが受賞した。


自然の恵みにもたらされる水循環と豊かで清廉な水を守る人々の心と技に触れて、培った知識と体験を広く伝え、社会に参加する人々の水への意識を高めることを目的とする「ミス日本『水の天使』」には、大学で機械工学を学び、「将来は世界中の一人でも多くの方々に未来への安心を届けられるようなエンジンのような存在になりたい」と語った早稲田大学の高坂実優さんが受賞した。


そして注目の「ミス日本グランプリ」は、石川満里奈さんが「ミス日本ミス着物」に続いてダブル受賞。石川さんは、歌手・石川さゆりさんの姪で、「言葉、表情、演技を通して見てくれている方たちの人生の一部になれるようなそんな役者を目指している」とのこと。受賞の瞬間には、大きな驚きとともに大粒の涙を溢れさせた。


「まさかグランプリをいただけるとは思っていなくて、本当にうれしくて涙が溢れてしまいました」という石川さんは、ミス日本の運営や講師陣、そしてほかのファイナリスト11名にお礼の言葉を贈り、「この賞に恥じないように、ミス日本として、日本の未来を背負う気持ちで一生懸命活動に取り組んでまいります」と意気込みを明かす。


そして、体型管理や衣装の準備を一緒に考えてくれた「母」に感謝を伝えたいとし、自身がまだ10代ということから、「未来を背負う若者の代表として、いろんな活動に励んで参りたい」と、これから一年間のミス日本としての活動に向けて決意を新たにした。



最後に大会委員長の和田あい氏が審査の総評として、「ファイナリスト12名は、約4カ月間、自分自身に向き合い、本当に成長されました。ミス日本が提唱する3つの美を深め、しっかりと自分のものにしていったと思います」と労い、「今回の審査は本当に難しく、皆さん個性が光っているので、審査員の方々も迷われたかと思います。ここにいらっしゃる12名は誰がミス日本になってもおかしくない、そう胸を張って言える女性たちです」と称賛の言葉を贈った。


そして、受賞者に対しては、「これから一生涯、ミス日本という責任が皆さんにかかってきます。どうか、怖がらず、逃げず、挑戦を続けていってください」と今後の健闘を祈りつつ、「私達、ミス日本協会はしっかりと一番身近で全力でサポートして参ります」とこれからのサポートを約束する。一方、惜しくも受賞には届かなかったファイナリストには、「喜べば 喜びごとが喜んで 喜び集めて喜びに来る。楽しめば 楽しみごとが楽しんで 楽しみ集めて楽しみに来る」との言葉を贈り、「これからも日本社会を明るく元気にしていってほしい」と期待を寄せ、最後は会場全体の盛大な拍手でファイナリスト12名の健闘を労った。(糸井一臣)

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