立憲民主党の2025年度活動計画案が28日、党常任幹事会で示された。「政権交代を目指し総力を結集する」と掲げ、夏の参院選や次期衆院選での勝利を「全ての党活動の目標に据える」と強調した。党内議論を経て、2月24日の党大会で決定する。
計画案では自民党派閥の裏金事件に触れ、「政治への信頼を取り戻すには政権交代を成し遂げる以外に道はない」と指摘。「政権交代こそ最大の政治改革」と訴え、政策を磨く姿勢を打ち出した。
参院選については与党の改選過半数割れを目標に据えて、「より大きな目標である全体としての与党過半数割れに向け勢いを付ける」と明記。野党間の共闘に関しては「野党議席の最大化に向けた連携をリードする」との方針を示した。