スティーブン・スピルバーグが、映画「E.T.」の続編案に必死に反対していたことを明かした。
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「ジョーズ」「未知との遭遇」「レイダース/失われたアーク<聖櫃>」などでの成功を経て「E.T.」を手掛けたスピルバーグは、「E.T.」の続編が製作されないよう、全力を尽くしたのだという。
「TCMクラシック・フィルム・フェスティバル:ニューヨーク・ポップアップx 92NY」のイベントでスピルバーグはこう話した。
「私には何の権利もなかったから、本当に苦労した勝利だった」
「『E.T.』までは、あまり権利を持っていなかった。スタジオが続編を製作することを止めることのできる『フリーズ』と呼ばれる権利がなかったんだ。続編、リメイクとか、知的財産のその他の補助的使用をフリーズが管理できる」
「それが僕にはなかった。『E.T.』が成功したから、その後に持てるようになった」
そして、その大ヒット作の「E.T.」の続編の可能性について、「ただ続編は作りたくなかったんだ。そのアイデアを少しは考えたよ。何かストーリーを生み出せるかってね。私が唯一考えていたのは、誰かが書いた『E.T.グリーン・プラネット』という本で、E.T.の故郷を舞台にしたものだった」「E.T.の故郷にみんな行って暮らすことができるんだ。でも映画より小説のほうが良いと思った」と説明している。
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