【写真】まどか(芳根京子)が担当する外来患者・中山勇人(小久保寿人)とその家族 『まどか26歳、研修医やってます!』第3話場面カット
本作は、水谷緑著『まどか26歳、研修医やってます!』『あたふた研修医やってます。』『離島で研修医やってきました。』(KADOKAWA)を原作に、“お医者さんだって、幸せになりたい!”と願う主人公のイマドキ研修医・若月まどかの奮闘ぶりを活写する。
消化器内科に配属されたまどかは腹痛を訴える外来患者・中山勇人(小久保寿人)の診察に立ち会う。彼女は中山や彼の家族と交流を深めていくことになる。しかしその後、中山が進行の早いスキルス胃がんであることが判明。病状はかなり進行していて、手術などの外科的治療も難しいという。まどかは研修医としてがん患者と向き合うことになる。
入院後、中山は日を追うごとに衰弱。苦しみに悶えながら「俺は死にたくない…」と訴える中山を前に、なす術がないまどかはただ話を聞くことしかできない。悩み続けたまどかは、中山が家族と過ごす時間が少しでも長くなるように全力を尽くそうと心に決める。
中山は入院から1ヶ月後に臨終の時を迎える。指導医の手塚(木村多江)から死亡宣告をするよう促されたまどかは、彼の妻・美波(田畑智子)に死亡宣告を行う。美波はまどかに感謝を伝えつつも、堪えきれなくなり大声を上げて泣き始める。するとまどかも堪えられなくなり、病室を飛び出して涙を流すのだった…。
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