中谷防衛大臣はアメリカのヘグセス国防長官と初の電話会談を行い、アメリカの防衛義務を定めた日米安保条約が尖閣諸島にも適用されることを改めて確認したと発表しました。
中谷防衛大臣
「(日米の)同盟強化のための取り組みについて、長官とともに力強く牽引をしていこうということで一致をいたしました」
中谷大臣はけさ、アメリカのヘグセス国防長官の就任以降、初めての電話会談を行いました。
会談で中谷大臣は「日米および地域のパートナーが緊密に連携することの必要性」を訴えたほか、日米同盟の抑止力・対処力を強化する方針を確認したということです。
そのうえで、中国の船舶が領海侵入を繰り返す沖縄県・尖閣諸島について、アメリカが日本を防衛する義務を定めた「日米安全保障条約の第5条」が適用されることを改めて確認しました。
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また、アメリカ・ワシントンで発生した旅客機と米軍ヘリコプターの衝突事故について、中谷大臣から哀悼の意を伝えたということです。
両氏は早期の対面での会談に向けて調整を進めることにしています。