フジテレビは31日、情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜午前8時)で前日30日に行った同局と親会社フジメディアホールディングスの定例取締役会後の清水賢治新社長(64)の囲み取材の内容を伝えた。
取締役会は、港浩一前代表取締役社長と嘉納修治代表取締役会長が辞任を発表した2度目の会見後、初だった。約7分もの間、取締役会についてVTRを交えて報じたが、MC谷原章介や金曜レギュラーのカズレーザーらの番組出演者コメントはなかった。
週刊文春が、29日に同局社員が関わったとする中居正広氏(52)の女性トラブル報道について一部訂正を発表。この日の議題にも上がったと言い「非常に厳しい意見が多かったです」と明かした。「メディアの責任とは何か、というところです。あれだけの巨大な、影響力が絶大なメディア。そのメディアである文春さんにとって、その義務とはなんだろうかという厳しいご意見がありました」などと語った。
清水社長、一個人の意見としては「なぜあのタイミング出だしたのか、というのが一番疑問に思ったところです」とした。「基盤となっているベースがどういうファクトだったのか、ベースにほころびがあると皆さまにとっても真相が、つみ上げいく物がくずれてしまう。そこは、もう少しきちっとした対応が必要なのではないかなと思います」などと述べた。
今後、訴訟に発展する可能性について「あらゆる選択肢が検討の元にあります」と否定はしなかった。
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