【モデルプレス=2025/01/31】俳優の緒形直人が、31日放送のNHK総合『あさイチ』(毎週月〜金曜あさ8時15分〜)に生出演。連続テレビ小説「おむすび」(NHK総合・毎週月〜土あさ8時〜ほか)で共演する女優・仲里依紗との撮影秘話を語った。
【写真】朝ドラ「おむすび」仲里依紗&緒形直人の“チョーアゲ”ポーズ◆緒形直人「おむすび」共演・仲里依紗との撮影秘話語る
第83話(29日放送)では、17年前の阪神・淡路大震災で亡くなった娘・真紀(大島美優)の声を忘れてきていると涙する靴店店主・孝雄(緒形)に、真紀の親友・歩(仲)が生前の真紀の声が入っているカセットテープを聞かせるシーンが登場。真紀の声を聞いた孝雄は涙し「これなら真紀ちゃんの声、忘れへんでしょ。せやから前に進もう」と泣きながら背中を押してくれる歩に「ありがとう」と感謝の言葉を伝える姿が描かれた。
このシーンが1番印象に残っているという緒形は「もちろん真紀の声を聞いてグッとくるんですけど、あそこで見せた涙は、一緒に泣いてくれた歩に対してだったり、あのテープを探して届けてくれた歩の優しさへの涙じゃないかなと思って演じました」と孝雄の心境を想像して演じたと語った。さらに「台本には最後『ありがとう』って書かれなかったんですよ。本番だけ言いました」とアドリブのセリフだったと告白。深い喪失感にいた孝雄を救ってくれた歩に、これまで感謝を伝える場面がなかったと話し「やりながらここはちゃんと伝えるべきかなって思ったんです」と裏話を明かした。
孝雄が立ち直れるよう、拒絶されても支え励まし続けた歩について、緒形は「もう1人の娘みたいな感じ」と表現。演じた仲についても言及し、久しぶりに再会した際に「あぁ、可愛いなって。久しぶりに会えてすごい嬉しくなっちゃって。愛おしくて」と特別な感情が生まれたことを明かし「大好きです」と笑顔で話した。(modelpress編集部)
情報:NHK総合
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