NHK、『紅白歌合戦』第20回をリマスター版で放送　「夜明けのスキャット」＆「見上げてごらん夜の星を」ほか

　NHKは放送100年にあたって、『みんなのベスト紅白 懐かしの「NHK 紅白歌合戦〜第20回」（リマスター版）』（総合　後3：05〜5：51）を2月11日に放送する。

【番組カット】若々しい姿！第20回『紅白歌合戦』で歌ったいしだあゆみ

　1951年に、正月のラジオ番組として始まった『NHK 紅白歌合戦』。テレビの本放送が始まった53年に、大みそかのテレビ番組としてスタートし、以来、日本の大みそかの風物詩となった。

　NHKは放送100年に伴い、映像に乱れの多かった『紅白』を、ビデオレストア技術で4K同等のクオリティーに再生。昨年12月に、1971年に放送された「第22回」（リマスター版）を“まるごと再放送”した。

　好評を博し、今回はリマスターした映像の中から、1969年に放送された「第20回」を“まるごと再放送”する。昭和歌謡の黄金時代ともいえるラインナップで、紅組は、いしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」、越路吹雪「愛の讃歌」、由紀さおり「夜明けのスキャット」、弘田三枝子「人形の家」、西田佐知子「アカシアの雨がやむとき」、梓みちよ「こんにちは赤ちゃん」など。白組は春日八郎「別れの一本杉」、ザ・キング・トーンズ「グッド・ナイト・ベイビー」、坂本九「見上げてごらん夜の星を」、水原弘「君こそわが命」、内山田洋とクール・ファイブ「長崎は今日も雨だった」、森進一「港町ブルース」など、今も愛される名曲が勢ぞろいとなっている。