2月4日(火)から7日(金)にかけて、平地でも大雪となるレベルの強い寒気が南下してきます。日本海側では大雪となる可能性があるほか、普段雪の降らない名古屋や鹿児島などでも雪となる予想です。日の差す所でも寒波と強い北風で、寒さが厳しくなります。
●今冬一番の強い寒気南下
日本付近は2月4日(火)以降、再び冬型の気圧配置となり、上空にはこの冬一番の強い寒気が流れ込んでくる予想です。
上空1500メートル付近にマイナス9℃という、平地でも大雪となるレベルの強い寒気が九州まで南下します。
また、日本海の海面水温がこの時期としては高く、強い寒気によって雪雲がより発達しやすい状況になる可能性があります。日本海側では雪が強まって、積雪が短い時間で急に増える所もあるとみられ、より一層の大雪への備えが必要です。
●名古屋や鹿児島も雪か
北日本の日本海側や北陸では4日以降、雪の降る日が続く見込みです。
普段雪の降ることが少ない太平洋側でも4日以降は、雪雲が流れ込んでくる所がある予想です。名古屋や鹿児島でも雪が降り、積雪となる可能性があります。
広い範囲で交通に大きな影響が及ぶことも考えられます。この時期に移動を予定されている方は、念のため移動の代替手段などを考えておいた方がよいかもしれません。
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●晴れても厳しい寒さ
4日以降は各地で寒さも厳しくなりそうです。最高気温は4日〜7日にかけて、西日本でも5℃前後の所が多い予想です。福岡は4日と5日は3℃予想と、平年よりも3℃ほど低くなります。
朝の冷え込みも強まり、広島や高知でも氷点下となる日がありそうです。
気温の低下に加え、全国的に冷たい北寄りの風が強まる見込みです。体感的には極寒ともいえるくらいの寒さとなるため、体調を崩さないように気を付けてください。
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