近畿地方は、今日2月1日(土)の夜から明日2日(日)の明け方にかけて広く雨が降るでしょう。この雨のあと、少し間をあけて4日(火)頃から非常に強い寒気が流れ込んできます。今回の寒気は「強力」で影響が「長い」ことが特徴。4日(火)以降は近畿北部で警報級の大雪となる恐れがあり、近畿地方各地で極寒がしばらく続きそうです。
●今日2月1日(土) 夕方から雨の範囲広がる 夜は各地で傘の出番
今日2月1日(土)は天気が下り坂。夕方以降は西や南の地域から雨の範囲が広がります。大阪では早ければ午後5時ごろから雨が降り始めそう。その後、夜にかけて雨の範囲はさらに広がり、近畿各地で傘の出番となりそうです。
まとまった雨雲は明日2日(日)の明け方までに近畿地方から抜けていきますが、その後もすっきり回復とはいきません。明日2日(日)の日中以降も雲の多い天気。和歌山県・奈良県・滋賀県を中心に雨の残る所もありそうです。
●4日(火)から強い冬型の気圧配置続く
土日の雨の後、すぐに寒気が流れ込むわけではありません。明後日3日(月)は日本海に発生する低気圧に向かって比較的暖かな空気が流れ込み、気温は平年より高め。そしてこの低気圧が4日(火)頃から北日本付近で急発達し、非常に強い寒気が低気圧を回り込むように流れ込んできます。その後、来週末にかけて普段なら北日本付近でとどまるくらいの非常に強い寒気が、近畿地方など西日本にも継続して流れ込んできそうです。
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●4日(火)からは極寒 北部では警報級の大雪の恐れも
明後日3日(月)は晴れ間の広がる所が多く、最高気温は12℃前後。平年よりも高めとなりそうです。ただ、4日(火)はガクッと気温が下がり、かなり厳しい寒さが来週末にかけて長く続きます。朝は京阪神など都市部でも氷点下となる可能性があり、内陸部では水道管の中の水が凍結してしまう恐れもあります。
近畿北部では断続的に雪が降り、時折降り方が強まりそう。警報が出るような大雪となる恐れもあり、4日(火)からは最新の気象情報をこまめに確認なさってください。
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