「違和感しかない」室井滋が物申した“女優復活”に賛同続々、核心を突いたジェンダーレスの歪み

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2025年02月01日 13:00  週刊女性PRIME

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室井滋

 女優の室井滋の提言が話題を呼んでいる。室井は『女子SPA!』のインタビューで、近ごろ用いられる性別を問わない“俳優”呼称に関し女優でいいじゃんって思います。私は。今さら俳優って言われてもなぁと思うし。女優のほうが、女が優しいって書いて、響きもいいじゃん》と語った。

 室井はインタビューでは名前が「滋」のため「ずっと男だと思ってました」と記された手紙を読者からもらったエピソードも披露している。

《女性を俳優呼びするのは違和感しかない》

 室井の提言にネット上では共感の声が相次いだ。

《ほんま女優でいい》
女優の方がなんか綺麗だよね》
《こだわりなくて、
女優の方がしっくりくるって人がいても良いと思う》
《女性を
俳優呼びするのは違和感しかない。慣れの問題もあるのかな?》

 このほか《男女とも俳優っての割りとややこしいんだよね。そのくせにアナウンサーは女子アナ!とか未だに言うし、マスコミ意味不明》《なんかいつの間にか全部俳優になってたよね 最初戸惑ったわ》といったツッコミも。

 こうした声が寄せられる理由を芸能プロ関係者が語ってくれた。

「近ごろはジェンダーレスの意識が浸透しており、女優ではなく俳優と表記するメディアも増えてきました。2024年12月に54歳で急逝した中山美穂さんもその一人。もともとアイドル歌手としてスタートした中山さんの経歴を踏まえれば、俳優の呼称に違和感が残るのは確かです」

 ネット上では女優の9割はどっちでも良いって思ってそう》といった声も聞かれる。

 職業の呼称をめぐっては、飛行機の客室乗務員がスチュワーデスからキャビンアンデンダント、保母が保育士、看護婦が看護師などジェンダーレスを意識したものに当てはめられるようになってきた。その流れが“女優”にまで押し寄せているのが現状なのだろう。

「室井さんは女優業とともに、エッセイを中心に多くの著作を持つ文筆家の顔も持っています。飾らないサバサバとしたキャラクターも人気です。室井さんのような方が、俳優、女優の呼称呼びに物申すのは良い流れなのでは」(前出・芸能プロ関係者)

 室井はインタビュー記事では《いまって、誰に気を使ってるのか分からないようなコンプラ問題がたくさんありますよね。私なんて、あちこちでしょっちゅう注意されちゃう》とも語っている。

 この発言にもネット上では《これは言えてるかも》《最近、メディアで子どもに◯◯ちゃん呼びが、幼児にまでさん付けだったり》といった声が聞かれる。

 何気ない提言ではあるものの、室井の言葉は核心を突くものでもありそうだ。

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