大阪国際文化芸術プロジェクトのイベント「立春歌舞伎特別公演」が1日、大阪松竹座(大阪市中央区)で初日を迎えた。4月に開幕する2025年大阪・関西万博に合わせ、大阪府と大阪市などが主催し、国内外からの来訪者に大阪の文化や芸術に親しんでもらう事業の一環。関西の公演らしく上方の演目がそろう。
昼の部の「幸助餅」は、松竹新喜劇の代表作を中村鴈治郎が05年に歌舞伎化した演目。相撲好きの若旦那、大黒屋幸助(鴈治郎)と人気力士の雷(いかづち)(市川中車)の友情が心を打つ物語。鴈治郎は5度目となる幸助役を熱演した。
演目は昼の部が「十種香」「封印切」「幸助餅」。夜の部が「義経千本桜」。出演者は中村扇雀、中村獅童、中村虎之介、市川團子ら。公演は16日まで。
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