<陸上:日本学生ハーフマラソン>◇2日◇香川県立丸亀競技場付属ハーフマラソンコース(21・0975キロ)
愛称「山の名探偵」こと早稲田大・工藤慎作(2年)が、日本歴代4位タイとなる1時間0分6秒で優勝した。
今大会から香川丸亀国際ハーフとの併催となったレースで粘りの走りを披露した。中盤すぎまでは立教大・馬場賢人(3年)が先頭につけていたが、終盤で逆転。従来の自己記録を2分以上更新し、「自分の想像以上の走りができてうれしい限りです」と喜んだ。
眼鏡がトレードマークの工藤は人気漫画「名探偵コナン」と名前や風貌が重なることに加え、箱根駅伝では山登りの5区で活躍していることから「山の名探偵」の愛称で知られる。2年連続出走となった今年の箱根路では区間2位と好走。今回は平地でも強さを示し、箱根路に続き、コナンの「真実はいつも1つ」ポーズでゴールテープを切った。
◆工藤慎作(くどう・しんさく)2004年(平16)11月10日生まれ、千葉県出身。三田中で陸上を始め、八千代松陰高へ。高3の全国高校駅伝3位に貢献。23年に早大に進学し、1年時は出雲は4区10位、全日本は4区13位、箱根は「自分で希望して」5区6位。自己記録は1万メートル28分31秒87。好きな有名人は元ロッテの里崎智也さん。前回大会直後に届いたサイン色紙は宝物。168センチ。
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