【モデルプレス=2025/02/03】俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(総合テレビ、毎週日曜午後8時〜/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時〜/BSP4K、毎週日曜午後0時15分〜)の第5話 「蔦に唐丸因果の蔓」が、2日に放送された。茶屋「蔦屋」で働く謎の少年・唐丸(渡邉斗翔)の展開に注目が集まっている。<※ネタバレあり>
【写真】大河「べらぼう」語り・綾瀬はるかの花魁姿◆横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」
本作は“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(横浜)が主人公。森下佳子氏の脚本で、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマを描く。吉原の“伝説の遊女”・花の井(五代目瀬川)役を小芝風花、幕府“新時代”を目指す改革者・田沼意次役を渡辺謙が演じる。
◆「べらぼう」唐丸(渡邉斗翔)の過去を知る男(高木勝也)が現れる
この日の放送では、唐丸の前に、唐丸の素性を知っているという向こう傷の男(高木勝也)が現れる。男は唐丸を繰り返し恐喝し、蔦屋の銭箱から金をくすねさせる。再三の恐喝に唐丸が抵抗すると、男は過去を暴露すれば「お前ももちろん死罪だし、お前を匿ってきたかどで蔦重や次郎兵衛(中村蒼)も死罪・遠島、累が及ぶだろうなあ」と詰め寄り、唐丸を従わせた。
そのうち、銭箱の異変に気づいた次郎兵衛が、蔦重に「銭箱の金が減っているような気がすんだよ」と漏らし始める。蔦重は表情の浮かない唐丸も気がかりで「お前、何か隠してねえか?困ってることがあんなら言え」と寄り添うが、唐丸は恩人である蔦重たちを巻き込みかねないと悟ったのか「ないよ。悩みごとなんて」と笑って誤魔化し、翌日、銭箱ごと持ち出して姿をくらました。
待ち合わせ場所で、向こう傷の男に銭箱を渡した唐丸は「おいら、これでもうあの店には戻れないよ。だからもうあの店には構わないで!」とお願い。「おしまいだよ。こんなの…」と呟くと、体当たりして男を川に突き落とし、自らも川へ身を投げた。市内を駆け回って必死に唐丸を探す蔦重だったが、行方は分からないまま。その後、向こう傷の男が「土左衛門」として発見された。
◆「べらぼう」唐丸(渡邉斗翔)の衝撃展開に反響
唐丸は、明和の大火で蔦重に命を救われた孤児。蔦重の幼名をもらって「蔦屋」を手伝いながら暮らしているが、火事の前の記憶を失っているようで、素性は誰にも分からない。第4話(1月26日放送)では、水に濡れて使い物にならなくなってしまった『雛形若菜初模様』の下絵をそっくり模写してピンチを救い、画才を発揮。SNS上では唐丸がのちに有名な絵師になるのではないかと予想する声が上がっていた。
この日の放送では、唐丸の才能に惚れ込み「お前を当代一の絵師にする」と約束した蔦重が、唐丸を“謎の絵師”として売り出すため「はじめは『亡き春信の再来』って『春信』の画風で花魁たちを描くんだ。その次は、同じ花魁を『湖龍斎』の風で描くんだよ。その次は『重政』の画風ってな具合で続々と続けてよ」「評判になったところでお前をドーンとお披露目だ!」と思い描いていた宣伝戦略を語るシーンも登場。唐丸の衝撃的な展開と蔦重のセリフにも注目が集まり、視聴者からは「謎の絵師として売り出すって、唐丸は東洲斎写楽だ」「写楽フラグが立った」「伏線であってほしい」「まさか死んでないよね?退場はまだ早い」「生きて帰ってくるはず」「死罪レベルって…。火事のときに何があったのか気になる」「謎だらけ」などの声が上がった。(modelpress編集部)
情報:NHK
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