【写真】浅井長政は中島歩、柴田勝家は山口馬木也!
大河ドラマ第65作となる本作の主人公は、天下人・豊臣秀吉の弟・豊臣秀長。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の視点で戦国時代をダイナミックに描く。
大東駿介が演じる前田利家は、血気盛んで派手好きな「かぶき者」だが、やりの名手として数々の武功をあげ、秀吉と同世代の良きライバルとして出世争いを繰り広げる。やがて柴田勝家の与力として北陸方面軍の一翼を担うが、信長亡きあと勝家と秀吉が対立することになる。のちに五大老の1人として豊臣政権を支え、加賀百万石と称される加賀藩の礎を築く。
大東は「利家は歴史上の人物の中でも、個人的にゾクゾクするような凄いエピソードがたくさんあり、こんな男になりたい…! と思う人物です。畏(おそれ)多いですが、役者人生の中でこの身体を使って利家を体現出来ることに興奮しました」とコメント。
中島歩が演じる浅井長政は、義に厚く知勇に優れた青年武将。織田家と同盟を結び、その証しとして信長の妹・お市を妻に迎える。茶々・初・江の三姉妹をもうけ、幸せな結婚生活を送る。やがて将軍・足利義昭を奉じて上洛(じょうらく)を果たした信長が越前の朝倉義景と対立すると、朝倉方に味方して義兄の信長に反旗を翻す。
|
|
山口が演じる柴田勝家は、織田信長の重臣の1人。勇猛果敢な戦上手で「鬼柴田」の異名で恐れられた。足軽時代の小一郎(秀長)と藤吉郎(秀吉)にとっては怖くて苦手な存在。やがて2人が出世を果たすと、あからさまに毛嫌いするようになる。信長亡きあとの「清須会議」では後継者争いを繰り広げ、やがて「賤ケ岳の戦い」で兄弟と激突することになる。
山口は「大河ドラマの出演はこれで5回目となりますが、参加出来る事自体が大変名誉な事だと思いますし、その中で自身にとっても憧れの武将の1人柴田勝家を演じることが出来る事に興奮してます」と語った。
大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、NHK総合ほかにて2026年放送。
※大東駿介、中島歩、山口馬木也からのコメント全文は以下の通り。
|
|
――前田利家にどのような印象をお持ちでしたか?
若い頃は、ヤンチャな傾奇者で槍の名手。勇猛果敢で腕っぷしでのし上がり、大きな挫折を経験しても闘志を燃やし続け、人望と知性を育み時代を支えた立役者。男が憧れる漢おとこという印象です。
クラスの喧嘩の強いヤンキーだけど、実は勉強もできて凄く優しいみたいな。
――前田利家役のオファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。
利家は歴史上の人物の中でも、個人的にゾクゾクするような凄いエピソードがたくさんあり、こんな男になりたい…!と思う人物です。
畏れ多いですが、役者人生の中でこの身体を使って利家を体現出来ることに興奮しました。
|
|
25歳の時に『平清盛』で初めて大河ドラマに出演させて頂き、その際に中井貴一さんは「大河ドラマは自分が歩んだ役者人生の目標になる。」と 仰おっしゃっていました。
40歳を迎える今の自分を、この作品にしっかりと刻むつもりで作品に臨みます。
――八津弘幸さんの作品へのご出演は初めてでしょうか。八津作品の印象や、『豊臣兄弟!』の脚本に関して楽しみにしていることがありましたらお願いいたします。
16年ほど前に八津さんの脚本作品に出演させて頂きました。
熱を帯びた力強い人間ドラマが魅力的で、八津さんが戦国を描くというだけで楽しみですが、その中でも僕が演じさせて頂く前田利家は、勇猛果敢に闘った史実が多いので八津脚本の中で躍動する利家にワクワクしています。
――『豊臣兄弟!』出演にあたっての意気込みをお願いいたします。
タイトルに『!』があることから、きっと1年を通してたくさんの『!』のある作品になることだと思います。その中で、『!!!』な前田利家を演じたいです!!!
――共演を楽しみにしている方がいらっしゃいましたら、理由とともに教えてください。
織田信長を演じる小栗旬さんには、駆け出しの頃にその背中から沢山のことを教えて頂き、今回10年ぶりの共演が決まったときも、「犬千代(前田利家の幼名)くん楽しみにしてるよ」といち早く連絡してくださいました。
信長に忠義を尽くした利家。信長と利家としてこの大河ドラマで再会できる日が、今から楽しみです。
■浅井長政役/中島歩 コメント全文
――浅井長政について、どのような印象をお持ちでしたか?
浅井長政については読み方をずっと「あさい」長政だと思っていたほど無知だったので調べてみると、想像を絶する境遇に直面した人物でした。
――浅井長政役のオファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。
また、上記の役柄説明をお読みになっての出演の意気込みも、あわせてお願いいたします。
今回の目標は、浅井長政を「歴史上の人物」としてではなく、血の通った1人の人間として表現することです。
なので想像を絶してる場合ではなく、長政の境遇は自分にとってどんな状況なのかしっかり腑に落としながら臨みたいと思います。
――中島さまにとって大河ドラマとは、どのような思いのあるドラマでしょうか。また、初の“戦国大河”出演にあたり、楽しみにしていることがあれば教えてください。
大河ドラマは僕にとって俳優のオールスターゲームのような番組で、特に俳優を目指していない時からの憧れでした。
――共演を楽しみにしている方がいらっしゃいましたら、理由とともに教えてください。
豊臣兄弟を演じるお二方は同世代で最も尊敬する俳優さんです。お2人の出演が発表された時、僕もこの作品に入りたいと感じました。なのでオファーをいただいた時は本当に驚きました。大河ドラマという大舞台でお2人と共演できることがとても光栄ですし、同時に身の引き締まる思いです。
■柴田勝家役/山口馬木也 コメント全文
――柴田勝家について、どのような印象をお持ちでしたか?
「鬼柴田」、「かかれ柴田」など数々の異名を持つ勇猛果敢な武士、その一方で部下からは親父殿と慕われ忠義も果たす。本当に魅力的な人物だと思います。
――柴田勝家役のオファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください。
また、上記の役柄説明をお読みになっての出演の意気込みも、あわせてお願いいたします。
大河ドラマの出演はこれで5回目となりますが、参加出来る事自体が大変名誉な事だと思いますし、その中で自身にとっても憧れの武将の1人柴田勝家を演じることが出来る事に興奮してます。
――山口さまにとって大河ドラマとは、どのような思いのあるドラマでしょうか。また、刀を振るう戦のシーンが想定される役ですが、殺陣など楽しみにしていることがあれば教えてください。
大河ドラマに出演すると、母親が喜んでくれるんです。毎年本当に楽しみにしてます。
勿論それだけではありません。
脚本、演出、美術、そのどれをとっても素晴らしい。その中に役として存在してみたいと多くの俳優は思うと思います。 僕もその中の1人です。
賤ヶ岳の戦などのシーンが描かれることがあれば、その時は、勝家の全てを刀に宿すことが出来るようにしたいですし、その時 何を思うのかを楽しみにしてます。
――八津弘幸さんの作品へのご出演は初めてでしょうか。八津作品の印象や、『豊臣兄弟!』の脚本に関して楽しみにしていることがありましたらお願いいたします。
数々の名作の産みの親である八津先生の作品、ストーリーが素晴らしいのは勿論ですが、それを描いていくキャラクターが素晴らしいと思います。
八津先生が勝家をどう描いて下さるのか楽しみですし、それに真っ直ぐに向き合いたいと思います。
――共演を楽しみにしている方がいらっしゃいましたら、理由とともに教えてください。
『鎌倉殿の13人』でご一緒した小栗さんとは、以前にも共演させて頂いた事がありますし、名も実もある方なので忠義を果たすという心持ちにおいては何も心配はしていません。信長を描くには勝家は絶対に必要な人物、心して演じたいと思います。