アストン・ヴィラは3日、パリ・サンジェルマン(PSG)からスペイン代表FWマルコ・アセンシオがレンタル加入することを発表した。
オランダ代表FWドニエル・マレン、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに続き、アストン・ヴィラがまたもや“実力派アタッカー”の獲得に成功した。レンタル期間は今シーズン終了までの約半年間で、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、買い取りオプションは付随しておらず。また、レンタル期間の給与はアストン・ヴィラが全額負担するようだ。
現在29歳のアセンシオはマジョルカの下部組織出身で、2013−14シーズンにトップチームデビューを飾った。2015年夏に加入したレアル・マドリードで公式戦通算286試合に出場し61ゴール32アシストをマークすると、2023年夏にはPSGへ完全移籍。しかし、ルイス・エンリケ監督の下で定位置を確保するまでには至らず、在籍2年目の今シーズンはここまで16試合出場2ゴール4アシストという成績に留まっていた。
また、スペイン代表では国際Aマッチ通算38試合に出場し、2ゴール14アシストをマーク。2022−23シーズンのUEFAネーションズリーグ優勝を経験したほか、FIFAワールドカップカタール2022では「10番」を背負い、日本代表とも対戦した。
唯一無二の左足を持つ29歳は自身初のプレミアリーグ挑戦に際し、次のようなコメントを発表している。
「アストン・ヴィラに加入できて本当に嬉しい。熱意と興奮をもってこのクラブとチームに貢献できることを楽しみにしている。ウナイ(・エメリ監督)は長い間知っている指導者だ。素晴らしいキャリアを積んでいるし、トップクラスの指導者だと思っている。彼のサッカーに対する考え方が、僕がこのクラブに来る上での鍵だった。僕はそれを気に入っているし、自分にぴったりだと思っている。僕が今ここにいるのは、彼のおかげだよ」
【公式発表】アストン・ヴィラがアセンシオ獲得を発表!
Bienvenido, Marco 🇪🇸 pic.twitter.com/N72AsxqzXo— Aston Villa (@AVFCOfficial) February 3, 2025