漫才コンビ「ブラックマヨネーズ」吉田敬(51)、東進ハイスクールの地理講師を務める村瀬哲史(あきふみ)氏(52)が4日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分=関西ローカル)に出演。和歌山地裁(福島恵子裁判長)で開かれた無職木村隆二被告(25)の裁判員裁判初公判について言及した。
木村被告は2023年4月、和歌山市で岸田文雄前首相の演説会場に爆発物を投げ込んだとして、岸田氏らに対する殺人未遂や爆発物取締罰則違反など5つの罪に問われている。逮捕後は一貫して黙秘していたとされるが、初公判では「殺意はありません」と起訴内容を一部否認。爆発物取締罰則や銃刀法、火薬類取締法の違反罪について、製造や所持は認めたが「人の身体を害する目的ではない」などと主張した。
吉田は「『殺意はない』って言ったって、爆発したものが飛んできて、どこに当たるやら分からない。何の言い訳にもならないと思う」と木村被告の証言を疑問視。
村瀬氏も「実際には軽症とはいえ、ケガされた方もおられる。それやったら、何で火薬を作って爆発物を所持したのか。何が目的なのかっていうのがまったく見えてこないので、これを素直に受け入れる感覚ではない」と首をかしげていた。
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