【動画】森山直太朗の約2年のツアーを追う『素晴らしい世界は何処に』新予告
本作は、2022年から約2年間で107本に及んだ森山直太朗20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』の映像作品をもとに、新規映像と新たな楽曲をとりいれたドキュメンタリー映画。約2年の同ツアーの旅路と、その終着点となる「両国国技館」をつづったライブ映像に加え、ツアー最中に父の死と直面した森山にフォーカスをあて、死という避けようのない事実と、そこを起点に逆流するように流れる家族の再生が描かれている。
森山は「ツアー『素晴らしい世界』107本の軌跡とその果てに辿り着いた両国国技館でのライブが番場秀一監督の手によってドキュメンタリー映画になりました。お客さん、そしてメンバー、スタッフみんなで作り上げた舞台やその景色が映画という形になるということ。この年齢になって卒業アルバムを受け取ったようなどこか気恥ずかしく、初々しい気持ちでいっぱいです」とコメントを寄せた。
監督をつとめた番場秀一は、森山初のドキュメンタリー映画『人間の森をぬけて』(2019)に続き監督・撮影を手掛け、ライブ映像と舞台裏、森山の音楽と素顔を真摯な眼差しで描く。
番場監督は「ツアー映像として撮影したものが、このような形で映画となりさらには全国上映されることになって嬉しいです。この映画は、ライブを記録したドキュメンタリーではなく、家族とのつながりにも触れた映画となっており、たくさんの人の心に届く作品になっているのではないかと思います。また映像だけでなく音も素晴らしいので、ぜひ映画館でご覧になってください」と作品への想いを明かした。
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※森山直太朗コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■森山直太朗
ツアー『素晴らしい世界』107本の軌跡とその果てに辿り着いた両国国技館でのライブが番場秀一監督の手によってドキュメンタリー映画になりました。
お客さん、そしてメンバー、スタッフみんなで作り上げた舞台やその景色が映画という形になるということ。この年齢になって卒業アルバムを受け取ったようなどこか気恥ずかしく、初々しい気持ちでいっぱいです。
また、この作品はツアー中に亡くなった父との別れと拭いきれない親と子のしがらみから解放されていく自分自身の心が描かれた物語でもあります。音楽の一面だけでなく、いつからか抱えてしまった言語化できない苦しみの中にいる同世代の人や親子の方にもご覧いただきたいです。
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