震災の被害に遭った“大好きなお姉ちゃん”の帰りを待ち続けるワンコと、感動的な再会の瞬間がTikTokで注目を集めています。心配だったね、会いたかったね……!
●能登半島地震で被災したお姉ちゃんを心配するワンコは……
注目を集めているのは、北海道札幌市で柴犬の「朔(サク)」くんと暮らす飼い主さん(@shibainu.saku)が2024年1月6日に撮影した動画です。朔くんは、飼い主さんであるママさんの娘(お姉ちゃん)が大好き。以前にも、帰省したお姉ちゃんとの別れを惜しむ姿がTikTok上で反響を呼んでいました。
石川県輪島市に住むお姉ちゃんは、2024年1月に発生した能登半島地震で被災。ママさんたち家族の会話から「お姉ちゃんが帰ってくる(避難してくる)かもしれない」と感じたらしい朔くんは、1日中窓際に座ってお姉ちゃんの帰りを待ち続けました。「ずっとそこに居なくていいから、降りといで」といわれても、かたくなに動こうとしません。
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●ついに再会のときが!
翌日7日の夜、一時避難のため北海道を訪れたお姉ちゃんがついに家にやって来ました。外の暗闇にお姉ちゃんの姿を見つけた朔くんは、早速しっぽをふりふり。そして猛スピードで玄関へ向かい、「会いたかったよー!」と言わんばかりの熱烈な歓迎でお姉ちゃんを出迎えたのでした。
再会がうれしすぎるあまり、朔くんは玄関と部屋を何度も往復するほど大興奮。そのあとも顔を優しくなめたり、ごろんと寝転がって甘えたりとお姉ちゃんにべったりです。その姿は、避難生活を送るお姉ちゃんを癒やしてあげようとしているようにも見えます。被災の悲しみは計り知れませんが、きっとお姉ちゃんもけなげな朔くんの姿に元気をもらったのではないでしょうか。
なお、現在お姉ちゃんは、復興がなかなかすすまない中でも、石川県輪島市で元気に生活しているそうです。
そんな朔くんは2025年1月から、腰痛による闘病生活を送っています。痛みや薬の副作用を乗り越えつつ、少しずつ快方へ向かっているようです。頑張れ、朔くん!
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●闘病生活を送る朔くんへの励ましの声も
お姉ちゃんと朔くんの再会の瞬間に、コメント欄には「見てて涙があふれちゃいました」「ほんまにお姉ちゃん好きなんやね」「朔ちゃんのしっぽが全てを表している気がします」「ずっと待っていた朔ちゃんが愛しかったです」「本当にさくちゃんは忠犬ですよね」など感動の声や、闘病生活を送る朔くんへの励ましの言葉が集まりました。
ママさんのTikTokではほかにも、朔くんの日常の様子が多数公開中。家族思いでけなげな朔くんの姿を見られます。
動画提供:柴犬 朔&ローズ(@shibainu.saku)さん
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