ニューカッスル、2戦合計4−0でアーセナル撃破! 悲願のカラバオ杯初優勝へ2季ぶりの決勝進出

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2025年02月06日 07:01  サッカーキング

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決勝進出を決めたニューカする [写真]=Getty Images
 カラバオ・カップ準決勝セカンドレグが5日に行われ、ニューカッスルとアーセナルが対戦した。

 先月7日開催のファーストレグを2−0で制し、大きなアドバンテージを得てホームでのセカンドレグに臨むニューカッスル。悲願のカラバオ・カップ初優勝に向け、決勝進出をかけた大一番へと臨む。対するは1992-93シーズン以来の同大会制覇を狙うアーセナル。11月中旬以降の公式戦では準々決勝ファーストレグ以外に黒星がなく、好調を維持したまま今回のセカンドレグを迎えた。

 ニューカッスルの本拠地『セント・ジェームズ・パーク』でキックオフしたゲームは、開始早々の4分にホームチームが決定機を作り出す。アーセナルGKダビド・ラヤが前線にフィードを送り、中盤でセカンドボールを回収したニューカッスルが素早く攻撃に移行。サンドロ・トナーリからボールを受けたアンソニー・ゴードンが最終ラインの背後へとスルーパスを出し、駆け引きを制したアレクサンデル・イサクがボックス内に侵入する。しかし、右足で放ったシュートがネットを揺らしたものの、判定はオフサイドで得点は取り消された。

 それでも19分、ニューカッスルがスコアを動かす。GKマルティン・ドゥブラフカのゴールキックからプレーが再開されると、ウィリアン・サリバとのコンタクトを制したイサクが巧みなポストプレーでワンタッチパス。ゴードンとのワンツーで相手守備網を突破し、イサクがペナルティエリア手前で思い切りよく左足を振る。強烈なシュートはポストに弾かれたが、跳ね返りにジェイコブ・マーフィーが反応。ダイレクトでゴールに流し込んで貴重な先制点を挙げた。

 劣勢となったアーセナルだが、37分にアクシデントが発生。ゴールキックから縦に速い攻撃を仕掛けるなか、相手ゴール前にスプリントしたガブリエウ・マルティネッリが右ハムストリングを負傷する。ピッチに座り込んでプレー続行が不可能となり、イーサン・ヌワネリとの交代を余儀なくされた。

 そんななか、後半立ち上がりの52分にニューカッスルが大きな追加点を記録する。サリバが送ったヘディングでのバックパスをGKラヤがキャッチ。地面にボールを置いてビルドアップを試みると、前線からマンツーマンでマークについたニューカッスルがタイミングを見てプレスをかける。GKラヤはデクラン・ライスに短く繋ぐが、鋭い出足でファビアン・シェアがインターセプト。最後はゴードンが確実に決め切り、リードを広けた。

 結局、そのまま試合は2−0で終了。ニューカッスルが2戦合計4−0で勝ち抜きを決め、カラバオ・カップ準決勝を突破した。決勝は来月16日に開催される。

【スコア】
ニューカッスル 2−0(2戦合計:4−0) アーセナル

【得点者】
1−0 19分 ジェイコブ・マーフィー(ニューカッスル)
2−0 52分 アンソニー・ゴードン(ニューカッスル)

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