“苦手”ニューカッスルに敗れ決勝進出ならず…アルテタ監督は切り替えを強調「前を向かなければ」

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2025年02月06日 10:04  サッカーキング

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アーセナルを率いるアルテタ監督 [写真]=Getty Images
 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がカラバオカップ敗退に悔しさを滲ませた。5日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 カラバオカップ準決勝セカンドレグが5日に行われ、アーセナルはニューカッスルの本拠地『セント・ジェームズ・パーク』に乗り込んだ。19分にゴール前のこぼれ球に詰めたジェイコブ・マーフィーにネットを揺らされると、52分には自陣での繋ぎのミスからアンソニー・ゴードンに追加点を献上。最後まで追撃の1点を奪うことができず、2戦合計0−4で決勝進出を逃した。

 またしてもニューカッスルに敗れた。アルテタ監督率いるアーセナルはエディ・ハウ監督率いるニューカッスルを苦手としており、今シーズンはこれで公式戦3戦全敗。データサイト『Opta』によると、アルテタ監督率いるアーセナルがハウ監督率いるニューカッスルに敗れたのは今回が通算5回目とのこと。アルテタ監督体制において、これ以上多くの敗北を喫しているのはジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティと、ユルゲン・クロップ前監督が率いていたリヴァプールだけだという。

 3回戦敗退に終わったFAカップに続き、タイトル獲得の可能性がまた一つ潰えたアーセナル。試合後、アルテタ監督は「逆転できると信じていたし、期待も大きかった。特に前半は勢いがなく、マルティン(・ウーデゴーア)に2つの大きな瞬間があったが決め切ることができなかった。次のアクションで相手が得点し、明らかに試合の流れが変わった」と悔しさを滲ませつつ、次のように言葉を続けた。

「ピッチ上の最後の3分の1の局面で、我々は十分な状況を作り出すことができなかった。カップ戦の決勝に進出し、トロフィーを掲げたいのであれば、小さな差が重要になる。過去2試合の対戦において、彼ら(ニューカッスル)はボックス内で非常に効率的だったが、我々はそうではなかった。全体的に見ると、それが大きな違いだった。今日の我々には落ち着きがなく、試合から遠ざかってしまった」

 アーセナルに残されたコンペティションはプレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)のみ。アルテタ監督は「この結果を受け入れる必要がある。厳しい試合だし、期待も大きかった。ロンドンでの結果を踏まえると、課題の難しさは分かっていたが、今できることは何もない。前を向かなければならないし、ドバイに着いたらエネルギーを補給して再び進み出そう。やるべきことはたくさんある」と切り替えの必要性を強調した。

 なお、CLでベスト16へのストレートインを決めたアーセナルは、現地時間15日に控えるプレミアリーグ第25節レスター戦まで試合がない。アルテタ監督の言葉にもあったように、チームはこの期間を利用し、毎年恒例となってるドバイ・キャンプを行う予定だ。 

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