レアル指揮官、厳しい台所事情を支える“カンテラーノ”に賛辞「もちろん経験はまだ足りないが…」
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2025年02月06日 11:05 サッカーキング
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督がコパ・デル・レイ準々決勝のレガネス戦を振り返った。
コパ・デル・レイ準々決勝が5日に行われ、レアル・マドリードは敵地でレガネスと対戦。試合は18分にルカ・モドリッチの得点でレアル・マドリードが先制し、7分後にもエンドリッキが大きな追加点を獲得する。しかし、38分にPKで失点を許すと59分には同点弾を献上。イーブンスコアのままゲームは後半アディショナルタイムを迎える。そんななか、90+3分にブライム・ディアスのクロスを途中出場のゴンサロ・ガルシアがヘディング。20歳の若きストライカーが決勝弾を挙げ、3−2でレアル・マドリードが準決勝進出を決めた。
試合後のインタビューに応じたアンチェロッティ監督は、「非常に互角で激しい一戦だった。序盤はあまり良いスタートが切れなかったものの、先制してリードを奪うことができた。攻撃では非常に効果的なプレーができたが、守備では苦しむ場面もあったよ」と内容を総括。アントニオ・リュディガーやダヴィド・アラバなど守備陣を中心に負傷者が続出している点に対しては、「今は非常に難しい状況」と述べつつ、「カンテラの選手たちは非常に良い仕事をしており、準備ができている。もちろん経験はまだ足りないが、彼らは非常によくやっている」と若手選手の貢献を強調している。
また、劇的な決勝ゴールをマークしたゴンサロ・ガルシアについて、「カスティージャでとても良い流れに乗っていて、今夜も良い働きをしてくれた」とコメント。続けて、「エンドリッキはゴールを決めて好印象を残した。アルダ(・ギュレル)もチームのためによく働いてくれた。この試合を終えたあと満足感を持って帰るべき」と先発した2名への評価を口に。ハンドによるPKを与えてしまったハコボ・ラモンについては、「少し緊張していたようだ」と心理面を配慮しながら、「3カ月間の長いケガから復帰したばかりでまだ万全ではないが、少しずつ試合に出場し始めている。私たちは彼らを起用できると確信しているよ」と信頼を明かした。
【試合ハイライト】カンテラーノが値千金の決勝弾!
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