【佐賀記念注目馬】連覇を狙うノットゥルノはじめ好メンバー集結 今年の中距離路線を占う一戦

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2025年02月06日 11:30  netkeiba

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ノットゥルノ(ユーザー提供:うまうままうまさん)
 佐賀競馬場で2月6日(木)に行われる佐賀記念(4歳上・JpnIII・ダ2000m)。当地で2つあるダートグレード競走のひとつで、今年の中距離路線を占う一戦となる。

 今年は例年以上の好メンバーが集結した。連覇を狙うノットゥルノ、重賞5勝目がかかるクラウンプライドをはじめ、JRAからは5頭が出走予定。地方からは佐賀転入後2連勝中のシルトプレや名古屋大賞典3着のシンメデージーなどが挑む。ハイレベルな戦いを制し、さらなる大舞台へと駒を進めるのはどの馬か。発走予定日時は6日(木)の19時30分。主な出走馬は以下の通り。

■ノットゥルノ(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)

 3歳時にジャパンダートダービーを制して以降、白星に手が届かずいたが、昨年の佐賀記念では59kgを背負って4馬身差の圧勝。川崎記念は苦手の左回りとあって6着だったが、名古屋グランプリは8馬身差の圧勝、暮れの名古屋大賞典は斤量60kgで2着と力を見せた。JpnII、JpnIIIのメンバーなら能力上位。4つ目のタイトルをつかみ、再び勢いを付けたい。

■シルトプレ(牡6、佐賀・真島元徳厩舎)

 昨春はライバルのベルピットに後塵を拝したが、エルムSで4着に健闘してファンを驚かせると、秋にはJBCクラシックでも4着と力を誇示。そのまま佐賀競馬に移り、中島記念、雷山特別をともに5馬身差で勝ち、佐賀記念に向けて勢いを付けてきた。当地で短期騎乗しており、コースを熟知している石川倭騎手の手綱も心強い。17年ぶりの地方馬Vなるか。

■クラウンプライド(牡6、栗東・新谷功一厩舎)

 23年、24年にコリアCを連覇するなど、これまでに国内外で重賞4勝。GI/JpnIでの2着も3度あり、JpnIIIでは力上位の存在といえる。昨秋のチャンピオンズCは11着、東京大賞典は7着だったが、相手関係が楽になった今回は巻き返しに注意。明け6歳とあって、まだまだ衰えを見せる年齢ではない。ここを快勝して、今年こそGI級のタイトルを獲りたい。

■シンメデージー(牡4、高知・打越勇児厩舎)

 デビューから西日本クラシックまで6連勝を飾り、東京ダービー、ジャパンダートクラシックでは地方馬最先着と、昨年から始まったダート三冠路線で存在感を見せた。名古屋大賞典では直線で砂が深い内ラチ沿いをつきながら、0.2秒差の3着と大金星まであと一歩の走り。当時より斤量差は縮まるが成長力でカバー。今度こそビッグタイトルをつかむか。

 そのほかにも、重賞2勝のグロリアムンディ(牡7、栗東・大久保龍志厩舎)、復活を期すデルマソトガケ(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)、しぶとい逃げ脚が魅力のメイショウフンジン(牡7、栗東・西園正都厩舎)などが出走を予定している。

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