ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督 [写真]=Getty Images ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督が、カラバオ・カップ準決勝セカンドレグの勝因を語った。5日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。
カラバオ・カップ準決勝セカンドレグが5日に行われ、ニューカッスルはホームでアーセナルと対戦した。先月7日開催のファーストレグを2−0で制し、大きなアドバンテージを得てホームでのセカンドレグに臨んだニューカッスル。試合は19分にジェイコブ・マーフィーの得点で先制に成功すると、52分にはアンソニー・ゴードンが貴重な追加点をマークする。結局、そのまま2−0でゲームは終了。ニューカッスルが2戦合計4−0でアーセナルを撃破し、準決勝突破を決めた。
この結果により、ニューカッスルは2シーズンぶり通算3度目となるカラバオ・カップ決勝への進出が決定。クラブ史上初となる同大会制覇へあと一歩のところまで迫っている。アーセナルとの今シーズン公式戦成績を3戦全勝とした指揮官は「厳しい試合だった。戦術的には良かったと思う」と試合を評価。「私たちの狙いは積極的な姿勢を取ることだったが、その意図が必ずしもうまく機能しないこともある。しかし、今日は序盤から相手にプレッシャーをかけることができ、それがプランをしっかり固める助けになった。時には後退を余儀なくされる場面もあった。だが、常に試合の中にいる感覚は持っていたよ」と振り返っている。
また、「準備は月曜日から始まった。チャンピオンズリーグでの経験が大きく役立ったよ。2日間で試合準備を整え、素早くゲームプランを作成することに慣れたからだ」とコメント。続けて、「私たちは対戦相手に応じて戦術を微調整するが、今日はパフォーマンスに多くの変化が見られたと思う。チームにもっと高さが必要だと感じており守備面では確実な安定感が必要だったから、勝つための変更が必要だった。そして、それが今日は見事に合致した」と勝因を口にしている。
さらに、「選手たちには称賛を送りたい。彼らは指示を細部まで忠実に実行してくれた」と称賛。「私たちは実力でここまで来た。決して楽な道のりではなかった。対戦相手を見てみると、私の記憶が正しければ確かプレミアリーグの4チームと戦ってきた。それでも粘り強く努力を重ね、ようやくチャンスを手に入れたのだ」と力強く語った。