織田裕二の陸上愛「世界一を取りたいと…無条件に応援したい」東京世界陸上サニブラウンにエール

俳優織田裕二（57）が“陸上愛”を語り明かした。

6日、都内で世界選手権東京大会（9月13〜21日、国立競技場）へ向けた取材会に出席。TBS系の中継で97年から13大会連続でメインキャスターを歴任し、22年大会で退いたが、今回はスペシャルアンバサダーとして携わる。「僕にとって、もう2度と見られないであろう東京大会を満喫したい」と笑みを浮かべた。

注目選手には男子100メートルで2大会連続入賞中のサニブラウン・ハキーム（東レ）を挙げた。「とてもチャーミングな青年。（10代のころに）彼が『世界一を取りたい』と素直に言った時、無条件に応援したいと思った」と素顔を明かしながらエールを送った。

女子やり投げでパリオリンピック（五輪）金メダルの北口榛花（JAL）も注目の1人。日本女子初の連覇がかかる世界女王へ「泣きそうな顔をしながらダメかなと思ったら逆転してしまう。『キャーッ！』と純粋な笑顔を見せる。彼女は金メダリストになって、人生変わりましたよね」としみじみと語った。

今秋の世界選手権は07年大阪大会以来、18年ぶり3度目の自国開催。「世界一を決める大会。1回生で見てもらうと『速っ！』と分かる。ぜひ生で見てほしい」と呼びかけた。