【エランドール賞】阿部サダヲ、会場の雰囲気に“不適切?”な小話披露「出直してきます」

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2025年02月06日 17:58  ORICON NEWS

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不適切?な小話を披露した阿部サダヲ (C)ORICON NewS inc.
 昨年TBSで放送された『不適切にもほどがある!』のプロデューサー・磯山晶氏(フリー)、天宮沙恵子氏(TBSスパークル)が、1年を通じて映画・テレビ界で顕著な活躍をしたプロデューサーや、将来有望な新人俳優などを選出して表彰する『2025年エランドール賞』の「プロデューサー奨励賞ドラマ部門」に選出され、6日に都内で行われた授賞式に出席した。

【写真】素敵!磯山晶プロデューサーらを称える阿部サダヲ

 トロフィーを受け取った磯山氏は「TBSで作った最後の作品が受賞し、感謝の気持ちでいっぱいです。54歳ですが、有望だという賞をいただき、力がわきました」とコメント。天宮氏は「作品を通して、すばらしい俳優陣の方、スタッフとともに一生忘れることができない作品作りをできたと思います。あくなき探求心をもって作品作りに励んでいきたいと思います」と今後の飛躍を誓った。

 プレゼンターには、主人公・小川市郎を務めた阿部サダヲが登場。「本当にどこ行っても言われるぐらいのドラマは、初めてだったし、おふたりもドラマを作る愛情が伝わってきますし、いい現場だなと思っています」と達成感をにじませた。

 そして「『不適切にもほどがある』って流行語大賞なんかいただいて、すごいですよね」とニヤリ。「この前、一緒にお食事した時に隣の方が『見てましたよ!“ほどがある”見てますよ!』って。何のことかわからなくて」と小話を展開したが、会場は真剣な表情で聞き入る雰囲気に。阿部は「もう少しウケると思ったのですが、硬いですね。硬い現場なんだな、エランドール賞は。間違えた、出直してきます」と降壇しようとし、場を和ませた。

 2024年1月期に放送された今作は、宮藤官九郎氏が書き下ろした、意識低い系タイムスリップコメディー。1986年から2024年の現代へタイムスリップした“昭和のおじさん”小川市郎(阿部)が、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていくストーリー。

【エランドール賞受賞者一覧】
■新人賞
高橋文哉(映画『あの人が消えた』『君と世界が終わる日にFINAL』『ブルーピリオド』、テレビドラマ『フェルマーの料理』『伝説の頭 翔』)

河合優実(映画『四月になれば彼女は』『あんのこと』『ナミビアの砂漠』『八犬伝』、テレビドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』『不適切にもほどがある!』)

水上恒司(映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』『熱のあとに』『劇場版アナウンサーたちの戦争』『八犬伝』『本心』、テレビドラマ『ブギウギ』『黄金の刻』『ブルーモーメント』)

趣里(テレビドラマ『ブギウギ』『ブラックペアン シーズン2』『モンスター』)

若葉竜也(映画『市子』『ペナルテループ』『ぼくのお日さま』、テレビドラマ『アンメット』)

松本若菜(テレビドラマ『西園寺さんは家事をしない』『わたしの宝物』『君が心をくれたから』『アリバイ崩し承ります』『ダブルチート 偽りの警官』)

■プロデューサー賞
映画部門:新井順子氏(TBSスパークル)『ラストマイル』
テレビ部門:尾崎裕和氏(NHK)『虎に翼』

■プロデューサー奨励賞
映画部門:水木雄太氏(TBSスパークル)『正体』
テレビ部門:磯山晶(フリー)、天宮沙恵子(TBSスパークル)『不適切にもほどがある!』

■特別賞
『侍タイムスリッパー』

■アクターズセミナー賞
庄司浩平
佐々木史帆
橘優輝
竹田有美香

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