去年11月、東京・品川区のメンズエステ店で起きた強盗未遂事件で、警視庁は6日、公開手配していた指示役とみられる男を逮捕しました。
強盗未遂と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、公開手配されていた指定暴力団・住吉会系の暴力団組員・高橋義久容疑者（27）です。
高橋容疑者は、去年11月20日午前3時ごろ、すでに逮捕されている少年（17）らと共謀して、品川区のメンズエステ店に押し入り、女性従業員にナイフを突きつけ、現金を奪おうとした疑いがもたれています。
この事件では、仲介役・実行役とみられる17歳の少年2人が逮捕されていますが、高橋容疑者は、実行役とみられる少年（17）を車で現場まで送り届けたうえ、「金とってこい」「この建物だ」などと指示して少年（17）を降ろしたあと、そのまま逃走していたということです。
警視庁が防犯カメラの映像や顔写真を公開するなどして行方を追っていて、事件からおよそ2か月半が経った6日、大阪市内で身柄を確保され、逮捕に至りました。
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高橋容疑者は、犯行後、千葉県内の知人宅に寄ったあと、山梨県などさまざまな地域を数日ごとに転々としながら逃走。その後、大阪市内の知人宅にいることが確認され、6日、捜査員が声をかけた際には暴れるような様子を見せたということです。
警視庁は高橋容疑者の認否を明らかにしておらず、事件の全容解明を進める方針です。
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