【動画】映画『エミリア・ペレス』本予告
本作は、女性として新たに生きることを決意したメキシコ最恐の麻薬王と、彼女との出会いで運命を切り開いていく3人の女性たちの姿をミュージカル仕立てで描いた感動作。カンヌ国際映画祭で主演女優賞・審査員賞をW受賞し、ゴールデングローブ賞でも最多4部門を受賞、本年度アカデミー賞では最多12部門13ノミネート、主演のガスコンがトランスジェンダー女性として史上初の主演女優賞にノミネートされている。
出演は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのゾーイ・サルダナ、自身もトランスジェンダー女性であるカルラ・ソフィア・ガスコン、全米の若者からの絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメス、国際的に活躍するメキシコ出身のアドリアーナ・パス。今年のカンヌ国際映画祭で審査委員長を務めた『バービー』監督のグレタ・ガーウィグに「それぞれが際立っていたが、一緒になると超越していた」とたたえられ、カンヌ国際映画祭女優賞をアンサンブル受賞した。
監督と脚本を手掛けたのは、『ディーパンの闘い』でカンヌ映画祭パルムドール、『ゴールデン・リバー』でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞するなど世界で高く評価されているフランスのジャック・オーディアール。72歳のベテラン監督とは思えないみずみずしい感性で新境地を切り開き、破天荒なストーリーをミュージカル仕立ての圧巻のエンターテインメントへと昇華させた。
このたび解禁された日本版予告映像は、メキシコを牛耳る最恐の麻薬王マニタス(ガスコン)と、優秀な才能をボスに利用され、不遇の日々を送る弁護士リタ(サルダナ)の衝撃的な出会いから幕を開ける。そこで告げられたのは、マニタスからの思いもよらない告白――「女性になりたい」。
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本年度ゴールデングローブ賞で主題歌賞を受賞、さらにアカデミー賞でも歌曲賞にノミネートされた主題歌「El Mal」がボルテージを最高潮に高める中、エミリアとの出会いで解き放たれ、“自分らしい自由な人生”へと大きく運命を切り開くことになる女たちの決意、覚悟、葛藤に満ちた表情が歌やダンスとともに切り取られている。
映画『エミリア・ペレス』は、3月28日より全国公開。