特別展「旧嵯峨御所 大覚寺」を鑑賞される天皇、皇后両陛下と愛子さま=6日午後、東京都台東区の東京国立博物館(代表撮影) 天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは6日夜、東京・上野の東京国立博物館を訪れ、特別展「旧嵯峨御所 大覚寺」を鑑賞された。
大覚寺(京都市右京区)所蔵の障壁画や仏像などが展示されており、ご一家は時折顔を近づけながら熱心に見て回った。約22メートルの長さにわたるふすま絵「牡丹図」を見た天皇陛下は、「大覚寺と(絵を描いた)狩野山楽の関係は」と質問。同寺の元となった離宮を築いたとされる嵯峨天皇の肖像画も出展され、愛子さまは「装束の特徴は」などと尋ねていた。