【写真】『惑星ラブソング』場面写真
本作は、終戦80年になる2025年の広島を舞台に、米国人観光客と広島の若者たちが出会い、過去と現在が交錯する平和をテーマにした作品。本作で初めて映画主演を務めるのは曽田陵介。秋田汐梨がヒロインを演じ、ロサンゼルスを拠点に俳優、作家、音楽プロデューサーとして活躍するチェイス・ジーグラーを迎え、八嶋智人が脇を固める。
監督・脚本は、国際映画祭で数々の賞を受賞し、『彼女は夢で踊る』『鯉のはなシアター』『シネマの天使』『ラジオの恋』などの実績のある時川英之。広島に活動拠点を置く彼が終戦80年にあわせて手掛けたオリジナルストーリーだ。プロデューサーには、広島でアナウンサーでありながら多才な活躍を続ける横山雄二。
ある日、広島の若者モッチとアヤカは、謎めいた米国人観光客ジョンに出会い、広島の街を案内することになる。ジョンには奇妙な力があり、街の至るところで何かを見つけていく。一方、小学校で原爆の歴史を学び怖くなった少年ユウヤはその夜夢を見る。夢の中の少女はユウヤを戦時中の街へと誘う。 広島の街に起こる不思議な物語は混ざり合い、やがて一つの大きな渦になる。この街の過去と現代が交錯し、幻と現実が融合し始める。やがて忘れられていた歌が街に響き、人々はひとつの奇跡に遭遇する。
追加キャストとして、謎の組織のリーダー・カーター長官役に川平慈英。広島の小学校に通う少年・ユウヤ役に小学5年生の西川諄。ユウヤの母・マユ役に谷村美月。ユウヤの担任・山本先生役に広島出身のさいねい龍二。お好み焼き屋店主・スケザネ役に同じく広島出身でお笑いコンビ・バイきんぐの西村瑞樹。介護士役に広島出身のアーティスト・HIPPY。テレビリポーター役に広島出身の塚本恋乃葉。サンディー役にRaimu。ほかにも松本裕見子、キコ・ウィルソン、田口智也、土屋時子、横山雄二、土井月菜など多彩なキャストが物語を彩る。
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映画『惑星ラブソング』は、5月23日より広島先行公開、6月13日より全国公開。
※追加キャストのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■川平慈英/カーター長官役
ようやく時川監督とご一緒できました!とにかく嬉しいのひと言につきますね。
すごく現場を和ませてくれる監督なので、とてもいい雰囲気でテイクが進んでいく。何だか幼馴染みと仕事をしているような不思議な感覚でした。僕の役はヒールではあるけれど、監督の丁寧なキャラクター説明で、何故ダークサイドにいるのかが納得できて、血の通った役になったような気がします。撮影日数は少なかったけど、もっと広島にいたかったなぁ!是非大勢のお客様に観ていただけたら嬉しいです!!
■西川諄/ユウヤ役
今回の映画をきっかけに、原爆について学校の図書室で「はだしのゲン」を読み勉強しました。
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■谷村美月/ユウヤの母・マユ役
頂いた脚本からは想像ができない部分や、演じることが少し難しいと感じる部分もありました。
撮影に入る前に、直接監督とお話をする機会をいただき、その後に監督から作品への想いを伺うことができて、微力ながら私にもお力添えができれば、という気持ちに変化していったのを覚えています。
温かさが感じられる広島の街の映像にも、注目してご覧いただけたらと思います。
■HIPPY/介護士役
時川監督が描く「惑星ラブソング」に参加させていただき心からありがとうございます。
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戦争って嫌だよね。ってことは皆さんと共有できると思っています。
皆さんで肩を組み作られるこの作品が時を超え、国境も超え1人でも多くの心に届きますように。
■さいねい龍二/山本先生役
いままでにない奇抜な掛け合わせの広島映画にわくわくしながら台本を読みました。
『想像できないくらい高い視座での平和ってどんなものなのだろうか?』リアリティーとファンタジーを身近に感じながら進んでいくストーリーに夢中になりながら、そんなことを考えていました。
楽しく観て自由に感じていただければと思います。
■塚本恋乃葉/TVリポーター役
私が生まれ育った広島はいつも「平和」が近くにありました。
ポスター、作文、校外学習など、平和について考える時間はとても多かったです。
焼け野原になった街の写真を見たり、当時の話を聞いてきたけれど、いざ「平和」について考えると、何をしたらいいの?実現するのかな?と思ってしまいます。
過去は変えられないし、定義が曖昧な平和。
けれど、何かしたい!ともどかしい気持ちを持っている方はもちろん、多くの方にご覧いただきたいです。
この作品ではファンタジーを交えており、今までとは違う方向から「平和」について考えることができると思います!
■Raimu/サンディー役
「惑星ラブソング」に出演させていただいたことで、この作品が持つ大きな意味を改めて感じました。
演じる中で、広島の物語が伝える戦争と平和のメッセージがどれほど深く心に響くものかを実感しています。
この映画は、忘れてはいけない記憶を未来へ繋げる橋渡しのような存在です。観てくださる方々の心に温かく残ることを願っています。ぜひ大切な人と一緒にご覧ください。
■西村瑞樹/お好み焼き屋店主スケザネ役
お好み焼き屋店長として出演させて頂きました。僕の生まれ故郷である広島が舞台で、しかも広島県民のソウルフードのお好み焼きを焼くシーンもあり本物の店長さんから直接、調理指導を受けました。ぜひ僕のヘラさばきを見に来てください。