参院政治倫理審査会で弁明する自民党の羽生田俊氏=7日午前、国会内 参院政治倫理審査会は7日、自民党派閥裏金事件に関する審査を公開で行った。旧安倍派の羽生田俊、堀井巌両氏が弁明。羽生田氏は、政治資金パーティー券の販売ノルマ超過分のキックバック(還流)について、「派閥事務局から専用の通帳を作って管理し、(収支報告書に)報告をしなくて結構だと秘書が指示を得た」と証言した。
還流の仕組みは「(2013年に)当選する以前からあったと思う」と指摘。還流廃止を安倍晋三元首相が決めたにもかかわらず、同氏の死去後に再開されたことは「報道で知った」と述べた。
堀井氏は、不記載について23年末に報道が出るまで把握していなかったと釈明。還流分は「全額を金庫で保管していた。金銭管理は秘書に任せていた」と語った。
![参院政治倫理審査会で弁明する自民党の堀井巌氏=7日午前、国会内](https://news-image.mixi.net/article/4/4_2025020700142_20250207at20S_p.jpg)
参院政治倫理審査会で弁明する自民党の堀井巌氏=7日午前、国会内
![参院政治倫理審査会で弁明する自民党の羽生田俊氏(右端)=7日午前、国会内](https://news-image.mixi.net/article/4/4_2025020700142_20250207at18S_p.jpg)
参院政治倫理審査会で弁明する自民党の羽生田俊氏(右端)=7日午前、国会内